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/ 更新日: 2026.05.22

実家じまいの業者はどこに頼む?種類・選び方・費用相場・トラブル回避術を完全解説

実家じまいの業者はどこに頼む?種類・選び方・費用相場・トラブル回避術を完全解説

「親が老人ホームに入ったまま、実家が空き家になってしまった」 「父が亡くなり、誰も住まない実家をどうにかしなければならない」 「実家じまいを業者に頼みたいが、どの業者を選べばいいのかわからない」

このようなお悩みを抱えて、この記事にたどり着いた方は少なくないはずです。

実家じまいは、自分でやろうとすると想像をはるかに超える量の物と時間に圧倒されます。かといって業者に任せようとすると、どの業者が信頼できるのか、費用はいくらかかるのか、悪徳業者に騙されないかという不安が先に立ちます。

この記事では、実家じまいの業者選びで失敗しないために知っておくべき情報を、遺品整理のプロの視点からすべて解説します。業者の種類・選び方・費用相場・悪徳業者の見分け方・相見積もりのコツまで、読み終えたときには「どの業者に何を頼めばいいか」が明確になるよう構成しています。

遺品整理士:荻原 悠史-地区統括会員-
記事監修 遺品整理士:荻原 悠史-地区統括会員-
「優良業者認定7年連続取得」「Google口コミ高評価218件以上/評価4.9点」など、
豊富な実績を持つ遺品整理の専門店「株式会社ココロセイリ」の代表取締役社長

目次

実家じまいとは何か|片付けだけではない全体像を理解しよう

実家じまいを検討する前に、まずその全体像を正確に把握しておくことが重要です。「実家の片付け」と混同されることが多いですが、実家じまいはより広い概念です。

実家じまいに含まれる作業の範囲

実家じまいとは、住む人がいなくなった実家に関するすべての処理を指します。具体的には以下の作業が含まれます。

家財整理・遺品整理

家具・家電・衣類・食器・書籍・趣味の道具など、家の中にあるすべての物を仕分けし、残す物・処分する物・買取に出す物・形見として引き取る物に分類する作業です。長年暮らした実家の場合、数トン規模になることも珍しくありません。

不用品の処分・搬出

仕分けした不用品を搬出し、適切に廃棄または再利用する作業です。大型家具や家電は解体・搬出に専門的な技術と車両が必要になります。

ハウスクリーニング

物が出た後の部屋を清掃する作業です。売却・賃貸に出す場合はとくに重要で、プロによる清掃が求められます。

各種手続き

電気・ガス・水道・固定電話などのライフラインの解約、郵便物の転送手続き、固定資産税の対応などがあります。

実家の処分

売却・解体・賃貸などの選択肢から実家の今後の方針を決め、実行します。

これらのすべてを自力でこなすことは、時間的にも体力的にも精神的にも大きな負担を伴います。

実家じまいが必要になる主なタイミング

実家じまいが必要になるきっかけは人によって異なりますが、主なタイミングは以下の3つです。

親が亡くなったとき

相続の発生とともに実家の処分問題が現実のものとなります。2024年4月から相続登記が義務化されたことで、相続手続きを先送りにするリスクが高まっています。相続後できるだけ早い段階で実家じまいを検討する必要があります。

親が施設に入居したとき

老人ホームや介護施設への入居が決まると、実家が空き家になります。親がご存命の場合は、将来的に実家に戻る可能性も考慮しながら、段階的に実家じまいを進めることが多いです。

親の認知症が進行したとき

判断能力が低下すると実家の売却などの重要な手続きが困難になります。親が元気なうちに話し合いを進め、早めに実家じまいを準備しておくことが理想です。

放置するとどうなるか

実家じまいを先送りにすることで、さまざまなリスクが発生します。

固定資産税の増大

通常、住宅が建っている土地は「住宅用地の特例」により固定資産税が最大6分の1に軽減されています。しかし管理が行き届かず「管理不全空き家」に認定されると、この特例が解除され、税負担が実質的に最大6倍に跳ね上がるリスクがあります。

建物の急速な劣化

人が住まなくなった家は換気がされないために湿気がこもり、カビ・シロアリ・腐朽が急速に進みます。5年・10年と放置すると建物価値がゼロになるだけでなく、解体費用だけで数百万円かかるケースもあります。

近隣トラブルのリスク

管理されない空き家は不審者の侵入、ごみの不法投棄、草木の繁茂による景観悪化といった問題を引き起こし、近隣住民とのトラブルに発展することがあります。

維持費の継続発生

誰も住んでいなくても、固定資産税・火災保険・管理費(マンションの場合)・最低限の光熱費の基本料金は発生し続けます。

実家じまいを業者に依頼すべき理由

「費用がかかるなら自分でやればいい」と思う方もいますが、実際に取り組んでみると自力の限界を感じる方が大半です。業者に依頼すべき理由を具体的に説明します。

物量と時間の問題

親世代が40年・50年と住み続けた実家には、想像をはるかに超える量の物が蓄積されています。一軒家の場合、搬出するだけで2トントラック数台分になることも珍しくありません。

仮に週末ごとに家族で片付けたとしても、仕事と家庭を抱える40〜60代にとって現実的に確保できる時間は限られています。半年・1年と作業が長期化する間も、空き家の維持費は発生し続けます。専門業者に任せれば、規模にもよりますが1日〜数日で完了するケースが大半です。

精神的な負担

親の遺品や思い出の品を自分の手で仕分けすることは、肉体的な作業以上に精神的な消耗を伴います。何十年も見てきた家族の日常品ひとつひとつに記憶が結びついており、処分の判断をすることが難しくなります。悲しみや罪悪感から判断が止まってしまい、作業が前に進まないということも頻繁に起きます。

遺品整理の経験を積んだプロは、ご遺族の気持ちに配慮しながら作業を進める技術を持っています。「捨てる・残す」の判断を補助してもらいながら進めることで、精神的な負担を大幅に軽減できます。

遠方からの管理の限界

実家が遠方にある場合、片付けのために何度も往復することは時間的にも費用的にも大きな負担です。新幹線や飛行機を使うような距離では、往復費用だけで数万円になることもあります。

信頼できる業者に依頼すれば、事前に写真や動画で家の状況を共有し、貴重品の確認だけを済ませておけば、立ち会いなしでの作業も可能です。現地での状況確認や進捗報告をオンラインや電話で行ってくれる業者も増えており、遠方にお住まいの方でも安心して任せられる環境が整っています。

専門知識が必要な場面が多い

実家じまいには、素人では対応が難しい場面が多く存在します。仏壇・神棚・位牌などの宗教品は適切な供養手続きを経てから処分する必要があります。貴金属・骨董品・ブランド品などは相場を知らずに処分すると損をします。廃棄物の処理には法的な規制があり、許可なく処分すると不法投棄になります。プロの業者はこれらすべてに対応できる知識と許可を持っており、適切な処理を保証してくれます。

実家じまいを依頼できる業者の種類と特徴

実家じまいを依頼できる業者は複数の種類があります。それぞれの特徴を理解した上で、自分の状況に合った業者を選ぶことが重要です。

遺品整理業者

遺品整理業者は実家じまいに最も適した業者です。単なる不用品処分にとどまらず、遺品の仕分け・買取・処分・ハウスクリーニング・宗教品の供養手配まで、実家じまいに必要な作業をワンストップで対応できる業者が多いのが特徴です。

また、遺品の取り扱いに特化した専門教育を受けたスタッフが在籍しており、故人や家族への配慮を持ちながら作業を進めてくれます。価値ある品物の買取に対応している業者であれば、買取金額を作業費から差し引く形で費用を抑えることも可能です。

一般廃棄物処理業の許可を持つ遺品整理業者であれば、廃棄物の適正処理も担保されます。遺品整理士という資格を持つスタッフが在籍しているかどうかも、業者の信頼性を測る重要な指標です。

向いている状況: 親が亡くなった・施設入居後の実家全体の片付け・仕分けから処分まで一括で任せたい場合

不用品回収業者

不用品回収業者は、物の量が多い場合の搬出・処分を素早く行うことが得意です。ただし遺品への心理的な配慮や丁寧な仕分けは期待できません。また、一般廃棄物の処理には自治体の許可が必要であり、許可を持たない業者に依頼すると廃棄物が不法投棄されるリスクがあります。

近年、「無料回収」を謳いながら作業後に高額な処分費を請求するトラブルも増えています。不用品回収業者を利用する場合は、必ず許可証を確認し、見積もりの内訳を細かく確認してから契約してください。

向いている状況: 仕分けがすでに済んでいて、処分するものだけを回収してほしい場合

引越し業者

引越し業者は荷物の梱包・搬出・運搬を得意としていますが、実家じまいで必要になる不用品の処分や買取には基本的に対応していません。実家を解体・売却する前に、家族が引き取る荷物を新居に運ぶ際には活用できますが、実家じまい全体を任せるには対応範囲が限られます。

向いている状況: 家族が引き取る荷物を新居に運ぶ作業のみを依頼する場合

不動産業者(売却とセット)

実家の売却が決まっている場合、不動産業者の中には片付けから売却・相続手続きまで一括対応してくれる会社もあります。ワンストップで手続きが完了する便利さがある一方、片付け作業の専門性は遺品整理業者と比べると劣ることが多く、遺品への丁寧な配慮という点では期待が薄いです。

向いている状況: 売却が確定しており、早期に手続きをまとめて進めたい場合

種類別 比較まとめ表

業者の種類 遺品への配慮 買取対応 廃棄物処理 費用 おすすめ度
遺品整理業者 高い あり 適正処理 中〜高 最もおすすめ
不用品回収業者 低い 一部 要確認 低〜中 慎重に
引越し業者 普通 なし 非対応 部分利用のみ
不動産業者 低〜普通 なし 非対応 業者による 売却とセットで

実家じまい全体を任せるなら、遺品整理業者が最適です。

実家じまいの費用相場|間取り別・作業別に徹底解説

実家じまいの費用は、家の広さ・物の量・作業内容・業者の対応範囲によって大きく変わります。「どれくらいかかるか」をある程度把握した上で業者に連絡することで、見積もりの内容が適正かどうかを判断しやすくなります。

間取り別の費用目安(家財整理・搬出・処分費用のみ)

間取り 費用の目安
1K・1DK 3万〜8万円
1LDK・2DK 8万〜15万円
2LDK・3DK 15万〜25万円
3LDK・4DK 25万〜40万円
一軒家(4LDK以上) 35万〜80万円以上

上記の金額はあくまで目安です。同じ間取りでも、物の量や搬出の難易度によって大きく変わります。ハウスクリーニング・解体・不動産売却・仏壇の供養などは別途費用が発生します。

作業の種類ごとの費用内訳

家財整理・搬出・処分費用

実家じまいの中核となる作業です。作業員の人件費・車両費・廃棄物処理費が含まれます。物の量と作業日数に比例して費用が増えます。

ハウスクリーニング費用

売却・賃貸を検討する場合に必要な清掃作業です。一軒家の場合、10万〜30万円程度が目安ですが、汚れの程度によって変わります。

仏壇・神棚の処分費用

仏壇や神棚は単純に廃棄することができず、僧侶や神職による魂抜き・閉眼供養が必要です。供養の費用は宗派や寺社によって異なりますが、2万〜5万円程度が一般的です。処分自体の費用(搬出・廃棄)は別途かかります。

解体費用

実家を更地にする場合に必要な費用です。建物の構造によって大きく異なります。

  • 木造住宅:1坪あたり3万〜4万円程度(30坪なら90万〜120万円が目安)
  • 鉄骨造・RC造:1坪あたり5万〜8万円程度

解体費用も業者によって差が大きいため、最低3社から見積もりを取ることが鉄則です。

費用が高くなる要因

荷物の量と種類

大型家具・ピアノ・金庫・大量の書籍・食器などが多いほど費用は上がります。特にピアノは解体や特殊な搬出が必要で、別途数万円かかることがあります。

建物の構造・立地条件

エレベーターなし・階段が狭い・駐車スペースが限られているといった物件では、搬出に手間と時間がかかり費用が増します。前面道路が狭くてトラックが入れない場合は手作業での搬出になり、人件費が大幅に上がります。

作業日数

物量が多い場合は複数日にわたる作業になり、日数に応じて費用が増加します。

追加オプションの有無

ハウスクリーニング・消臭・消毒・貴重品の捜索・遺品の供養・買取の査定などを依頼した場合は追加費用が発生します。

遠方・離島・山間部

アクセスが難しい場所では交通費・出張費が加算されることがあります。

費用を抑えるための方法

自分で事前に整理できる物は整理しておく

書籍・衣類・小物など、自分たちで処分できるものを事前に分けておくと、搬出の量が減り費用が抑えられます。ただし、一般廃棄物の処分方法は自治体ごとに異なるため、各自治体のルールに従って処分してください。

複数社から相見積もりを取る

1社だけに見積もりを依頼すると、その金額が適正かどうか判断できません。最低でも3社から見積もりを取り、費用だけでなく作業内容・対応の丁寧さ・資格の有無を総合的に比較してください。

買取対応の業者を選ぶ

価値ある品物の買取金額を作業費から差し引いてもらえる業者を選ぶと、実質的な費用を大幅に抑えられる場合があります。貴金属・骨董品・ブランド品は想像以上に高額になるケースもあります。

自治体の補助金・助成金を活用する

空き家の解体や管理に際して補助金を設けている自治体があります。横浜市・川崎市をはじめ、神奈川県内の市区町村でも活用できる制度がある場合があるため、事前に市区町村の窓口や公式サイトで確認することをお勧めします。

買取があると費用が下がる仕組み

実家には一見すると価値がなさそうに見える物でも、専門家の目には価値があると判断されるものが眠っていることがあります。貴金属・ブランド品・骨董品・切手・コイン・高級時計などはもちろん、昭和レトロな家電・食器・玩具なども買取対象になるケースがあります。

買取対応の遺品整理業者は、作業前に家の中を確認して買取できる品物を見積もりに含めます。買取金額を作業費から差し引くことで、実質的な費用を抑えることができます。場合によっては買取金額が作業費を上回り、費用が発生しないケースもあります。

ココロセイリでは遺品の買取にも対応しています。貴金属・ブランド品・骨董品をはじめ、状態のよい家電・家具なども査定の上で買取を行い、買取金額を作業費に充当する形で費用負担の軽減をサポートしています。

信頼できる業者の選び方|5つのチェックポイント

業者選びに失敗すると、追加請求・雑な作業・不法投棄といったトラブルに巻き込まれる可能性があります。以下の5点を必ず確認してください。

遺品整理士などの資格の有無

「遺品整理士」は一般社団法人遺品整理士認定協会が認定する資格で、遺品の取り扱いに関する法律・廃棄物処理・心理的ケアなどを学んだスタッフが持つ資格です。資格保有者がいる業者は、適切な手順で作業を行う知識とモラルを持っていることの一つの目安になります。

資格の有無は業者のホームページや見積もり時に確認できます。見積もりに来た担当者に「遺品整理士はいますか」と聞いてみることも有効です。なお、資格を持っていることが絶対的な保証にはなりませんが、業者選びの判断材料として活用してください。

見積もりの無料対応と明細の明確さ

信頼できる業者は、現地確認の上で無料で見積もりを提供します。そして見積書には、作業内容・搬出量・廃棄物の処理費用・スタッフの人数・作業日数などが項目ごとに明記されています。

「一式〇〇万円」「まとめて〇〇円」のような内訳のない見積もりは、後から追加請求をされるリスクがあります。見積書を受け取ったら、必ず各項目の金額と内容を確認し、疑問点はその場で質問してください。「この金額以外に追加費用は発生しますか」と直接確認することも重要です。

電話だけの見積もりや写真だけで済ませようとする業者は注意が必要です。実家の状態を実際に確認しなければ正確な見積もりは出せないため、信頼できる業者は必ず現地調査を行います。

一般廃棄物処理業の許可

家庭から出るごみ(一般廃棄物)を収集・運搬するためには、自治体が発行する「一般廃棄物処理業の許可」が必要です。この許可を持たない業者が廃棄物を処分した場合、不法投棄になるリスクがあります。

許可証は業者のホームページや見積もり書類で確認できます。「一般廃棄物処理業許可番号を教えてもらえますか」と聞いて、すぐに提示できない業者は要注意です。なお、一般廃棄物処理業の許可は自治体ごとに発行されるため、作業を行う地域の許可を持っているかを確認することが重要です。

買取サービスの有無

買取サービスを持っている業者は、「廃棄物として処分する」のではなく「使えるものは再利用する」という姿勢を持っています。これは業者のモラルを測る一つの指標でもあります。買取金額が作業費に充当されるため、依頼者の実質負担が減るというメリットもあります。初回の相談時に「買取にも対応していますか」と確認してみてください。

口コミ・施工実績の確認

Googleビジネスプロフィールの口コミや施工事例のページは、業者の実際のサービス品質を知る上で重要な情報源です。口コミの総数・評価の星の数だけでなく、口コミの内容にも目を通してください。

チェックすべきポイントは、対応の丁寧さに関するコメントがあるか・実際の費用に関する言及があるか・アフターフォローについての記載があるか・マイナスの口コミにどう対応しているかです。口コミが一件もない業者・評価が5つ星ばかりの不自然な業者・マイナスの口コミへの返答が高圧的な業者には注意が必要です。

悪徳業者を見分ける7つの危険サイン

実家じまいを巡るトラブルは年々増加しています。消費者庁への相談件数も増えており、「安いと思ったら後から高額請求された」「不法投棄された」というケースが後を絶ちません。以下の兆候が見られたら、依頼を見合わせることを強くお勧めします。

危険サイン1:「今日だけ特別価格」「今すぐ決めれば安くする」と即断を迫る

信頼できる業者は、依頼者が他社と比較し、家族と相談した上で決断することを当然のこととして受け入れます。「今日決めないと価格が変わる」といった形で即断を迫る業者は、依頼者を焦らせて冷静な判断を妨げようとしている可能性があります。

危険サイン2:電話だけで見積もりを出そうとする

実際に家の中を見なければ正確な見積もりは出せません。「写真を送れば大丈夫」「電話で教えてもらえれば金額を出せる」という対応をする業者は、後から現地で「想定より量が多い」「想定より大変だった」と追加費用を請求するリスクがあります。

危険サイン3:「無料回収」を謳っている

「不用品を無料で回収します」という広告を見かけることがありますが、一般廃棄物の処理には費用がかかるため、本来「無料」での廃棄処分は成立しません。作業後に「処分できない物があった」と称して高額な処分費を請求されるケースも報告されています。

危険サイン4:見積書の内訳が「一式」だけで不透明

「作業一式〇〇万円」という見積もりは、作業の実態が見えず、後から追加費用を請求しやすい構造です。信頼できる業者の見積書には、スタッフ人数・作業時間・車両費・廃棄物処理費などが項目別に明記されています。

危険サイン5:許可証・資格の提示を求めると態度が変わる

許可証や資格の提示を求めることは依頼者の正当な権利であり、信頼できる業者は快く提示します。「そんな細かいことを聞かなくても大丈夫ですよ」「信用してもらえないんですか」などと不快感を示す業者は、提示できない理由がある可能性が高いです。

危険サイン6:契約書を交わさずに作業を始めようとする

口頭での約束だけで作業が始まると、後から「そんなことは言っていない」というトラブルになりやすいです。作業内容・費用・日程・支払い方法を明記した契約書を必ず交わすことが重要です。業者側から契約書の話が出ない場合は、依頼者側から求めてください。

危険サイン7:作業終了後に「追加費用」を次々と請求する

悪徳業者の典型的な手口は、最初に格安の見積もりを出して契約させ、作業終了後に「特殊処分費」「分別手数料」「廃棄物処理費」などと称して次々と追加費用を請求するものです。実際に10万円の見積もりだったものが50万円以上の請求になった事例も報告されています。見積もりの段階で「この金額以外に追加費用が発生することはありますか」と必ず確認してください。

相見積もりで失敗しない3つのコツ

業者選びでは複数社から見積もりを取ることが基本です。ただし、ただ複数社に連絡するだけでは意味がありません。正確に比較し、最善の選択をするためのコツを紹介します。

コツ1:同じ条件で比較する

業者ごとに見積もりの前提条件が違うと、金額を正確に比較できません。各社に連絡する際は「間取りは〇LDK・一軒家、物の量はこれくらい、作業はいつ頃希望、ハウスクリーニングも含めるかどうか」という条件を統一して伝えてください。見積もり書を受け取った後は項目ごとに比較し、単純に合計金額だけを見るのではなく、廃棄物処理費やハウスクリーニングの含まれ方の違いを確認してください。

コツ2:「安さ」だけで選ばない

相見積もりを取ると、業者間で数万〜十数万円の差が出ることがあります。しかし最安値の業者が最善とは限りません。見積書の透明性・担当者の対応の丁寧さ・資格の有無・口コミの内容を総合的に判断してください。多少費用が高くても、信頼できる業者に依頼した方が最終的には満足度が高くなるケースがほとんどです。

コツ3:担当者の対応・説明の丁寧さも評価基準にする

見積もりのために来た担当者が、家の状況を丁寧に確認しているか・質問に対して誠実に答えているか・不明点を放置せずに説明しているかを観察してください。見積もり時の対応は、実際の作業での対応の質を映す鏡です。「この人に任せたい」と感じられる担当者がいる業者を選ぶことが、満足度の高い実家じまいにつながります。

業者に連絡する前にやっておくべきこと

業者への連絡をスムーズに進めるために、事前に整理しておくべきことがあります。準備なく業者に問い合わせをすると、判断を迫られる場面で困ることがあります。

家族全員で方向性を合意する

実家じまいは、相続人全員に関係する作業です。「売却するのか・賃貸に出すのか・解体するのか・誰かが住むのか」という実家の今後の方針と、「どの業者に頼むか・費用はどう分担するか」という実務的な部分の両方について、家族全員で話し合い、合意しておくことが重要です。

一人が勝手に進めて後からトラブルになるケースは多く、特に相続人が複数いる場合は注意が必要です。業者との契約・作業の開始前に、必ず家族全員の同意を得てください。

貴重品・重要書類を先に確認する

通帳・印鑑・権利証・保険証書・年金手帳・実印・貴金属・現金などは、業者が来る前に必ず自分たちで確認・回収しておきます。実家じまいの際に思わぬ場所から現金や重要書類が出てくることは珍しくありません。長年使っていない引き出しの奥・押し入れの天袋・タンスの二重底・古い鞄の中などに貴重品が眠っていることがあります。貴重品を自分たちで回収した後で業者に作業を依頼することで、紛失リスクを最小限に抑えられます。

相続の方針を決めておく

親が亡くなってから実家じまいをする場合、相続の方針が確定していないうちに遺品を処分するのは危険です。相続放棄を選択する可能性がある場合、遺品(動産)も相続財産に含まれるため、安易に処分すると「単純承認」したとみなされ、相続放棄ができなくなる可能性があります。

「実家を売って負債も整理しよう」と思って片付けを始めたら、実は多額の借金があり相続放棄ができなくなっていた、というトラブルも起きています。相続に不安がある場合は、業者への依頼前に必ず弁護士や司法書士に相談してください。

神奈川・東京の実家じまいはココロセイリにお任せください

ココロセイリは、神奈川県・東京都を中心に遺品整理・実家じまいを専門とする業者です。これまで多くの実家じまいを担当してきた経験を持つスタッフが、お客様のペースに合わせて丁寧に対応します。

ココロセイリが選ばれている理由

遺品整理士が在籍しています。資格を持つスタッフが遺品を適切に取り扱い、法令に従った廃棄物処理を徹底しています。

買取サービスに対応しています。貴金属・ブランド品・骨董品・家電・家具など、価値ある品物は査定の上で買取を行い、買取金額を作業費に充当することで費用負担の軽減をサポートします。

見積もりは無料で、明細が明確です。現地調査の上で、作業内容ごとに費用を明示した見積もりを提出します。作業前に確認いただいた金額以外の追加請求は発生しません。

立ち会い不要プランをご用意しています。遠方にお住まいの方でも、事前に貴重品の確認と打ち合わせを済ませていただければ、立ち会いなしで作業を完了できます。作業の進捗は写真や電話でご報告します。

仏壇・神棚・位牌などの宗教品の処分・供養にも対応しています。提携する寺院・神社と連携し、適切な供養を経た上で処分の手配をします。

「まず費用感だけ知りたい」「具体的な依頼はまだ決めていないが相談したい」という段階でも、お気軽にご連絡ください。現地確認の上、明確なお見積もりをご提示いたします。

まとめ|実家じまいは業者選びで9割決まる

実家じまいに最も適しているのは遺品整理業者です。不用品回収業者・引越し業者・不動産業者とは対応範囲が異なり、遺品の仕分け・処分・買取・ハウスクリーニング・宗教品の供養までをワンストップで任せられるのは遺品整理業者だけです。

費用相場は間取りと物量によって大きく変わります。一軒家の場合、家財整理のみで35万〜80万円以上が目安です。買取対応の業者を選ぶと実質負担を抑えられます。

業者選びでは5つのポイントを確認してください。遺品整理士などの資格・見積もりの明細の透明性・一般廃棄物処理業の許可・買取サービスの有無・口コミと実績の確認です。

悪徳業者のサインを事前に把握しておくことで、トラブルを防げます。即断を迫る・電話だけで見積もりを出す・無料回収を謳う・内訳のない見積もりを出す・許可証の提示を嫌がる・契約書を交わさない・作業後に追加請求する、の7点が主な危険サインです。

業者への連絡前に、家族全員の合意・貴重品の確認・相続方針の整理を済ませておくことで、スムーズに実家じまいを進められます。

思い出の詰まった実家を後悔なく整理するためには、信頼できる業者選びが最大のカギです。ぜひこの記事を参考に、納得のいく業者を選んでいただければ幸いです。

よくある質問(FAQ)

Q:実家じまいの業者選びで最も重要なポイントは何ですか?

遺品整理士などの資格の有無・見積もり明細の透明性・一般廃棄物処理業の許可証の確認の3点が特に重要です。この3点を満たしている業者であれば、基本的な信頼性は担保されています。

Q:実家じまいの費用相場はいくらですか?

家財整理・搬出・処分のみであれば、間取りによって異なります。1Kなら3万〜8万円、一軒家(4LDK以上)では35万〜80万円以上が目安です。ハウスクリーニングや解体費用が加わると総額はさらに増えます。買取対応の業者に依頼すると、買取金額を差し引いた実質費用を抑えられます。

Q:立ち会いなしでの実家じまいは可能ですか?

信頼できる業者を選べば可能です。事前に貴重品・重要書類の確認と打ち合わせを済ませておけば、遠方にお住まいの方でも安心して任せられます。作業の進捗を写真・動画・電話で報告してくれる業者を選ぶとさらに安心です。

Q:相見積もりは何社に依頼すればいいですか?

最低でも3社以上から見積もりを取ることをお勧めします。1社だけでは金額が適正かどうか判断できません。見積もり自体は無料の業者がほとんどのため、複数社に依頼することをためらわず行ってください。

Q:親の相続放棄を検討中でも実家じまいはできますか?

相続放棄を選択する可能性がある場合、相続放棄の手続きが確定する前に遺品を処分すると「単純承認」とみなされるリスクがあります。相続放棄を検討している場合は、必ず弁護士や司法書士に相談した上で業者への依頼を進めてください。

Q:仏壇や神棚はどうやって処分すればいいですか?

仏壇・神棚・位牌は単純に廃棄するのではなく、僧侶や神職による魂抜き・閉眼供養などの手続きを経てから処分するのが一般的です。ココロセイリでは宗教品の供養手配から処分まで一括でご対応しています。

遺品整理士:荻原 悠史-地区統括会員-
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ココロセイリは、神奈川、東京、千葉、埼玉に出張いたします。
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