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/ 更新日: 2026.05.22

実家じまいの片付け|何から始める?手順・費用・自分でやる方法と業者依頼の判断基準を徹底解説

実家じまいの片付け|何から始める?手順・費用・自分でやる方法と業者依頼の判断基準を徹底解説

「実家の片付けを始めたいが、あまりに物が多くてどこから手をつけていいのかわからない」 「自分でやるべきか、業者に頼むべきか判断できない」 「一体いつまでかかるのか、費用はどれくらいかかるのかも見当がつかない」

実家じまいの片付けに直面した多くの方が、最初にこのような壁にぶつかります。思い出の詰まった実家の片付けは、単なる「掃除」とは違います。量の多さ・感情的な重さ・判断の難しさが重なり、多くの方が途中で行き詰まってしまいます。

この記事では、実家じまいの片付けをスムーズに進めるために必要な情報を、遺品整理のプロの視点からすべて解説します。何から始めるべきか・どのような順番で進めるべきか・自分でやる場合の現実的なコストと期間・業者に依頼すべき判断基準まで、読み終えたときには「明日から動ける」状態になれるよう構成しています。

遺品整理士:荻原 悠史-地区統括会員-
記事監修 遺品整理士:荻原 悠史-地区統括会員-
「優良業者認定7年連続取得」「Google口コミ高評価218件以上/評価4.9点」など、
豊富な実績を持つ遺品整理の専門店「株式会社ココロセイリ」の代表取締役社長

目次

実家じまいの片付けが難しい理由

実家じまいの片付けが難しいのには、単純な「物量の多さ」以外にも複数の理由があります。なぜ多くの人が行き詰まるのかを理解することで、対策が立てやすくなります。

物量が想像をはるかに超える

親世代が40年・50年と住み続けた実家には、想像をはるかに超える量の物が蓄積されています。タンスの中・押し入れの奥・床下収納・納屋・物置など、あらゆる場所に物が入っています。一軒家の場合、搬出だけで2トントラック数台分になるケースも珍しくありません。

週末に少しずつ片付けようとしても、処分できる量よりも「確認しなければならない物」の方が多く、いつまでも終わらないという状況に陥りがちです。

感情的・精神的な負担が重い

親の遺品や思い出の品を仕分けする作業は、肉体的な作業以上に精神的な消耗を伴います。何十年も見てきた家族の日常品ひとつひとつに記憶が結びついており、「捨てていいのか」「処分したら後悔しないか」という問いが繰り返されます。

悲しみの中で判断を迫られる状況では、手が止まってしまうのは当然のことです。実家じまいの片付けが長期化する最大の理由の一つが、この感情的な負担にあります。

判断しなければならないことが多すぎる

実家の片付けでは、物のひとつひとつに対して「残す・処分・買取・形見として誰かに渡す」という判断をし続けなければなりません。家族全員が同じ場所にいれば相談しながら進められますが、兄弟が遠方に住んでいたり、意見が分かれたりすることも多く、判断の負荷が一人に集中しがちです。

時間と体力の限界

仕事を持ちながら週末だけで片付けようとすると、実際に確保できる時間は月に数日程度です。さらに実家への往復時間・体力の消耗・精神的な疲弊が重なり、現実的に進められる量はきわめて限られています。一軒家の全体の片付けを自力で行った場合、完了まで1年以上かかるケースも珍しくありません。

片付けを始める前に必ずやること

実際の片付け作業を始める前に、4つの準備を済ませておくことが重要です。準備なく片付けを始めると、後から取り返しのつかない問題が発生することがあります。

家族全員で方針を合意する

実家じまいは、相続人全員に関係する作業です。「実家をどう処分するか(売却・解体・賃貸)」「誰が主体となって片付けを進めるか」「費用はどう分担するか」「誰が何を引き取るか」を、片付けを始める前に家族全員で話し合い、合意しておくことが重要です。

一人が勝手に進めて後からトラブルになるケースは非常に多く、特に「捨てるつもりだった物を他の家族が取っておきたかった」という問題は頻繁に起きます。全員の合意なしに貴重品や思い出の品を処分すると、家族関係に深刻なひびが入ることもあります。

貴重品・重要書類の確認と回収

通帳・印鑑・権利証・保険証書・年金手帳・実印・株券・貴金属・現金などは、片付け作業を始める前に必ず自分たちで確認・回収してください。

実家じまいの際に思わぬ場所から現金や重要書類が出てくることは珍しくありません。長年使っていない引き出しの奥・押し入れの天袋・タンスの引き出しの底・古い鞄の内ポケット・着物の間・仏壇の引き出しなど、意識して探さないと見落とす場所に貴重品が眠っていることがあります。

業者に依頼する場合も、貴重品の確認と回収は必ず自分たちで行ってから依頼してください。

相続方針を確定させる

親が亡くなってから実家じまいをする場合、相続の方針が確定していないうちに遺品を処分するのは法的にリスクがあります。相続放棄を選択する可能性がある場合、遺品(動産)も相続財産に含まれるため、安易に処分すると「単純承認」したとみなされ、相続放棄ができなくなる可能性があります。

「まず片付けてから相続のことを考えよう」という順番は危険です。相続に不安がある場合は、片付けを始める前に必ず弁護士や司法書士に相談してください。

実家の間取りと物量を把握する

片付けを効率的に進めるために、まず実家全体の間取りと各部屋の物量を把握しておくと、計画が立てやすくなります。どの部屋に何があるかをざっくりと確認し、「時間がかかりそうな場所」「比較的早く片付けられる場所」を把握しておくことで、作業の優先順位が立てやすくなります。

実家じまいの片付け手順|9つのステップ

実家じまいの片付けには、「正しい順番」があります。感情的に難しいものから始めると手が止まりやすく、適切な順番で進めることで作業が格段に進みやすくなります。

ステップ1:貴重品・重要書類の確認と回収

片付けの最初のステップは、家全体の貴重品と重要書類を確認・回収することです。通帳・印鑑・権利証・保険証書・年金関連書類・株券・債券・貴金属・現金などを一か所にまとめます。

探す際は以下の場所を重点的に確認してください。

タンス・チェストの引き出し(特に奥や底)、押し入れの天袋・奥の段ボール、仏壇の引き出しや台の中、桐の箱・風呂敷で包まれた物、古い財布・鞄の中、金庫(鍵が見当たらない場合は鍵屋に相談)、床下収納・押し入れの床板の下。

ステップ2:宗教品・仏壇・神棚の確認

仏壇・神棚・位牌・遺骨・お守り・お札などの宗教品は、一般的な廃棄物とは異なる扱いが必要です。魂抜き(閉眼供養)などの手続きを経てから処分するのが基本です。

この段階では処分する必要はなく、「どう対処するか」を確認・決定する段階です。処分の方法が決まっていない場合は、宗教品をそのままにして他の片付けを先に進め、方針が決まってから対応してください。

ステップ3:大まかな仕分けルールを決める

実際に物を動かし始める前に、仕分けの基準を家族で統一しておきます。物を見るたびに「捨てる・残す」の議論が始まると作業が止まってしまうため、あらかじめ基準を決めておくことが重要です。

一般的な仕分けの4分類として「家族が引き取る」「買取・フリマに出す」「廃棄する」「判断保留」の4つに分けるのが実用的です。判断保留の物は1か所にまとめておき、最後にまとめて判断します。

また、「3年以上使っていない物は処分」「サイズが複数あるものは1つだけ残す」「電化製品は通電確認できない物は処分」といった判断基準をあらかじめ決めておくと、迷う時間を大幅に削減できます。

ステップ4:処分しやすい物から着手する

片付けは「感情が動きにくい物」から始めることが鉄則です。最初から写真や手紙・思い出の品に手をつけると感情的になって作業が止まります。

最初に取り組むべき物として、台所の消耗品・食料品・調味料、洗面所・浴室の日用品・化粧品、リビングや廊下の雑多な日用品、明らかに使えない・壊れている物、賞味期限切れの食品・薬などが挙げられます。

これらは感情的な判断が不要で、比較的スムーズに処分できます。最初に「作業が進んでいる」という感覚を得ることが、その後の作業を継続するモチベーションになります。

ステップ5:大型家具・家電の搬出手配

タンス・ベッド・ソファ・冷蔵庫・洗濯機・テレビなど、自力では搬出できない大型の物は、早めに搬出の手配をしておく必要があります。

自治体の粗大ごみ収集に申し込む場合は、受け付けから回収まで数週間かかることがあります。また、エアコン・冷蔵庫・洗濯機・テレビは家電リサイクル法の対象品目であり、リサイクル料金が別途かかります。

家電は製造年が古すぎると有料廃棄しかできませんが、比較的状態のよいものはリサイクルショップや買取業者に依頼すると費用が抑えられる場合があります。

ステップ6:思い出の品・衣類・写真の仕分け

感情的な判断が必要な物は、体力・精神力が残っているタイミングで取り組む必要があります。疲弊してから行うと、「全部捨てる」か「全部残す」という極端な判断になりやすいです。

衣類

量が多い場合は「まず大まかに分ける→後日見直す」の2段階で進めると効率的です。形見として渡したい衣類があれば、他の家族に確認してから処分してください。着物は素材や状態によって買取対象になるケースがあります。

写真・アルバム

写真はスキャンやスマートフォンで撮影してデジタルデータとして保存してから処分する方法が増えています。大量の写真の場合、スキャンサービスを利用すると効率的です。デジタル化した後に実物を処分することで、スペースを取らずに記録を残せます。

手紙・日記

故人のプライバシーに関わる物です。家族で読む必要のない物は、内容を確認せずに処分するという方針を事前に決めておくことをお勧めします。

ステップ7:買取・フリマアプリの活用

価値ある物を廃棄してしまうのは大きな損失です。以下のような物は、処分前に買取の可能性を確認してください。

貴金属・ブランド品・高級時計は専門の買取業者に依頼すると高値になりやすいです。骨董品・美術品・切手・コインは、専門知識がない状態での判断が難しいため、複数業者に査定を依頼してください。家電・家具は製造5年以内の状態のよいものは買取対象になる可能性があります。着物は素材・状態によって買取対象になります。

フリマアプリ(メルカリなど)も活用できますが、実家じまいの時間的な制約の中では出品・梱包・発送の手間がかかるため、状態のよい品物に絞って活用することをお勧めします。

ステップ8:廃棄物の処分

仕分けが完了したら、処分する物を適切に廃棄します。廃棄物の種類によって処分方法が異なります。

一般ごみ(可燃・不燃)

自治体のルールに従って分別し、指定の収集日に出します。量が多い場合は複数週に分けて計画的に出す必要があります。

粗大ごみ

自治体の粗大ごみ収集サービスに申し込みます。収集まで数週間かかることがあるため、早めに申し込んでください。搬出が困難な場合は、自治体の指定業者に戸別回収を依頼することも可能です(費用が別途かかります)。

家電リサイクル対象品

エアコン・冷蔵庫(冷凍庫)・洗濯機(乾燥機)・テレビは家電リサイクル法の対象です。リサイクル料金を支払い、家電量販店や指定業者に引き渡します。

廃棄物の量が多い場合

自治体の収集だけでは対応が困難な量になる場合は、不用品回収業者または遺品整理業者への依頼を検討してください。ただし、一般廃棄物処理業の許可を持つ業者を選ぶことが重要です。

ステップ9:ハウスクリーニング

家財の搬出が完了したら、実家全体のハウスクリーニングを行います。売却・賃貸に出す場合は特に重要で、プロによるクリーニングが求められます。

自分でクリーニングする場合は、水回り(キッチン・浴室・トイレ・洗面台)・フローリング・窓ガラス・エアコン内部を重点的に清掃してください。長年の汚れが蓄積している箇所はプロでないと落とせない場合も多く、売却前は専門業者に依頼することをお勧めします。

自分でやる場合の費用目安と期間

かかる費用の内訳

実家じまいの片付けを自分でやる場合でも、ある程度の費用は発生します。

粗大ごみ処理費用

一軒家の場合、粗大ごみだけで2万〜10万円程度かかることがあります。品目や自治体によって異なります。

家電リサイクル料金

冷蔵庫1,000〜6,000円・洗濯機2,500〜3,000円・テレビ1,700〜3,000円・エアコン900〜2,000円程度(リサイクル料金のみ、別途収集費用がかかる場合あり)。

レンタカー・引越し資材

大型の物を搬出する際にレンタカーが必要になる場合があります。2トントラックで1日1〜2万円程度。段ボール・ガムテープ・梱包材などの資材費も必要です。

往復交通費

遠方の場合、新幹線・飛行機・高速代・ガソリン代がかかります。複数回往復する場合、交通費だけで数十万円になることもあります。

自治体への申請・手数料

ごみ処理袋・粗大ごみ処理シール代など。

一軒家を自力で片付ける場合の実費総額は、交通費を含めると10万〜30万円程度が一般的です。

作業期間の目安

自力で片付ける場合の期間は、物量と作業に充てられる時間によって大きく変わります。

1LDK〜2DK(一人暮らしの親)

週末2〜3日を4〜8回程度(1〜3ヶ月) 2LDK〜3DK: 週末3日を8〜15回程度(3〜6ヶ月) 一軒家(4LDK以上): 週末3日を15〜30回以上(6ヶ月〜1年以上)

ただし上記はあくまで目安であり、物の量・家族の人数・精神的な余裕によって大幅に変わります。一軒家の場合は1年以上かかるケースが多く、その間ずっと空き家の維持費が発生し続けることも考慮する必要があります。

自分でやるメリット・デメリット

メリット

費用を最小限に抑えられる点が最大のメリットです。業者に依頼すると数十万円かかる作業を、実費のみで行えます。また、自分のペースで進められるため、思い出の品を丁寧に確認しながら作業できます。

デメリット

長期化するリスクが高く、その間の維持費・心理的負担が続きます。大型家具の搬出や廃棄物の処理には専門知識と体力が必要で、けがのリスクもあります。仕事と並行しながら進める場合、体力的・精神的に限界を迎えることも少なくありません。また、買取できる物を見落として廃棄してしまうと、取り返しのつかない損失になります。

品目別の処分方法ガイド

実家じまいの片付けでは、品目によって対応方法が異なります。主要な品目の処分方法をまとめます。

仏壇・神棚・位牌・宗教品

仏壇・神棚・位牌などの宗教品は、単純に廃棄するのではなく、魂抜き(閉眼供養)などの手続きを経てから処分するのが一般的です。手続きの方法は宗派や地域の慣習によって異なるため、菩提寺や地域の寺社に相談してください。

供養の費用は宗派や寺社によって異なりますが、2万〜5万円程度が目安です。魂抜きが済んだ後は、解体して一般廃棄物として処分するか、専門業者に引き取ってもらいます。

遺品整理業者の中には、提携する寺院・神社と連携して供養から処分まで一括対応してくれるところがあります。宗教品の処分に不安がある場合は、このような業者に相談することをお勧めします。

衣類・洋服

大量の衣類は、まず「状態のよいもの」「着古したもの」「着物・和装品」の3つに分けて考えます。

状態のよい洋服はフリマアプリ・古着買取業者・リサイクルショップへの売却が可能です。ブランド品は専門の買取業者に依頼すると高値になりやすいです。着古したものは一般ごみ(自治体のルールに従った分別)として処分します。着物・和装品は状態によって買取対象になるため、専門業者に査定を依頼することをお勧めします。

家具・大型家電

使用年数が比較的短く状態のよい家具・家電は、リサイクルショップや買取業者への売却を検討してください。製造から5〜7年以内の家電は買取対象になりやすいです。

状態が悪い・古い家具は粗大ごみとして処分します。搬出が困難な場合は、自治体の有料戸別収集サービスか、遺品整理業者への依頼を検討してください。

冷蔵庫・洗濯機・テレビ・エアコンは家電リサイクル法の対象品目であり、一般の粗大ごみとして処分できません。家電量販店・指定業者・自治体の収集に申し込んで適正に処分してください。

写真・アルバム

写真は「デジタル化してから処分」する方法が増えています。大量の写真がある場合は、写真スキャンサービスを利用すると効率的です。業者によっては1枚数円〜十数円でスキャンしてくれます。

処分する場合は、プライバシー保護の観点から、シュレッダーにかけるか、焼却処分してください。

アルバムに入ったままでも、燃えるごみとして処分できる自治体が多いですが、地域のルールを確認してください。

書籍・CD・DVD

状態のよい書籍・CD・DVDは買取業者やフリマアプリへの売却を検討してください。特に専門書・希少な本・廃盤のCDは高値になる場合があります。

状態の悪いものや買取不可のものは、地域の資源回収や古紙回収ステーションで処分できます。

貴金属・骨董品・ブランド品

貴金属・骨董品・ブランド品・高級時計・切手・コインなどは、価値の判断が難しい品目です。一見して価値がないように見えても、専門家の目には高額になることがあります。

必ず専門の買取業者または遺品整理業者に査定を依頼してから処分方針を決めてください。複数の業者に査定を依頼することで、適正な価格を把握できます。自己判断で廃棄してしまうと、取り返しのつかない損失になります。

故人が所有していた車の処分には、いくつかの選択肢があります。

走行可能な状態であれば、中古車販売業者への売却・一括査定サービスの利用が最も高い価格での処分につながります。走行不能・年式が古い場合は廃車処分になり、場合によっては廃車費用がかかります。

なお、亡くなった方の車を相続する場合は、車検証の名義変更が必要です。相続放棄を検討している場合は、車を勝手に売却・処分しないよう注意してください。

業者に依頼すべきケースの判断基準

「自分でやるか業者に頼むか」は多くの方が悩むポイントです。以下のケースに当てはまる場合は、業者への依頼を強くお勧めします。

物量が一軒家全体に及ぶ場合

自力での対応は現実的に難しく、長期化による精神的・肉体的消耗が大きいです。

遠方に住んでいて何度も往復できない場合

交通費と時間のコストを考えると、業者に依頼した方が総コストで見て合理的なケースがあります。

仕事や家庭で時間を確保しにくい場合

週末だけで数ヶ月〜1年以上かかる作業を続けることは、仕事や家庭生活に影響を与えるリスクがあります。

精神的に作業を続けるのが辛い場合

悲しみの中で判断と作業を続けることは、精神的な健康に影響する可能性があります。プロに任せることで、心の整理に集中できます。

仏壇・宗教品の処分に困っている場合

適切な供養手順を熟知しているプロに任せることで、心残りなく処分できます。

貴重品・骨董品の判断に自信がない場合

買取にも対応している業者であれば、価値ある物を見逃すリスクを大幅に減らせます。

ハウスクリーニングまで一括でやりたい場合

売却・賃貸のために清掃が必要な場合、片付けからクリーニングまで一括依頼できる業者が効率的です。

業者に依頼した場合の費用と期間

遺品整理業者に実家じまいの片付けを依頼した場合の費用と期間の目安は以下のとおりです。

間取り別の費用目安(家財整理・搬出・処分のみ)

間取り 費用目安 作業期間
1K・1DK 3万〜8万円 1日
1LDK・2DK 8万〜15万円 1〜2日
2LDK・3DK 15万〜25万円 1〜2日
3LDK・4DK 25万〜40万円 2〜3日
一軒家(4LDK以上) 35万〜80万円以上 2〜5日

上記はあくまで目安です。物の量・搬出の難易度・追加サービスの有無によって変わります。買取対応の業者を選ぶと、買取金額が作業費から差し引かれ、実質的な費用が抑えられます。

自力で半年〜1年かかる作業が、業者に依頼すると数日で完了します。空き家の維持費(固定資産税・光熱費・管理費)が数ヶ月分浮くことを考えると、業者への依頼が総コストで見て合理的なケースも多くあります。

片付けで後悔しないための3つのポイント

実家じまいの片付けを終えた後に後悔を残さないために、特に重要な3点を押さえておいてください。

ポイント1:貴重品の見落としを徹底的に防ぐ

実家じまいで最も後悔しやすいのが「貴重品を廃棄してしまった」という経験です。特に通帳・株券・保険証書・貴金属は、思いがけない場所から出てくることがあります。片付けの最終段階で必ず全体を見回し、「見落としがないか」を確認してください。

ポイント2:感情的に後悔しないペースで進める

「もっとゆっくり考えてから処分すればよかった」という後悔も多く聞かれます。判断が難しい物は「保留ボックス」にまとめておき、後日改めて判断する方法が有効です。処分した後で「やはり残しておけばよかった」となるよりも、少し残しすぎたくらいの方が後悔が少ない場合があります。

ポイント3:写真・記録を残してから処分する

物は処分できても、その記録は残せます。処分する前に写真を撮っておくことで、「あの時の思い出の品」として記憶に残すことができます。特に大型の家具・生活用品・日用品は写真に残してから処分すると、後悔が少なくなります。

神奈川・東京の実家じまいはココロセイリにお任せください

ココロセイリは、神奈川県・東京都を中心に遺品整理・実家じまいを専門とする業者です。「片付けを始めたいが何から手をつければいいかわからない」という段階からご相談いただけます。

ココロセイリが選ばれている理由

遺品整理士が在籍しています。資格を持つスタッフが遺品を適切に取り扱い、法令に従った廃棄物処理を徹底しています。

買取サービスに対応しています。貴金属・ブランド品・骨董品・家電・着物など、価値ある品物は査定の上で買取を行い、買取金額を作業費に充当することで費用負担の軽減をサポートします。

見積もりは無料・明細が明確です。現地調査の上で作業内容ごとに費用を明示した見積もりを提出します。確認いただいた金額以外の追加請求は発生しません。

立ち会い不要プランをご用意しています。遠方にお住まいの方でも、事前に貴重品の確認と打ち合わせを済ませていただければ、立ち会いなしで作業を完了できます。作業の進捗は写真や電話でご報告します。

仏壇・神棚・位牌などの宗教品の供養・処分にも対応しています。提携する寺院・神社と連携し、適切な供養を経た上で処分の手配をします。

「まだ業者に頼むかどうか決めていないが、費用感だけ知りたい」という段階でも、お気軽にご連絡ください。現地確認の上、明確なお見積もりをご提示いたします。

まとめ|実家じまいの片付けは「順番」と「判断基準」が9割

実家じまいの片付けが難しい理由は、物量の多さだけでなく、感情的な負担・判断の難しさ・時間と体力の限界が重なることにあります。

片付けを始める前に必ずやることは4つです。家族全員での方針合意・貴重品の確認と回収・相続方針の確定・実家の物量把握です。この準備なしに片付けを始めると、後から取り返しのつかない問題が生じます。

片付けの順番は「感情が動きにくい物から始める」ことが鉄則です。貴重品の確認→宗教品の確認→仕分けルールの決定→処分しやすい物から着手→大型品の搬出手配→思い出の品の仕分け→買取活用→廃棄→クリーニングの順番で進めてください。

自分でやる場合の費用は実費10万〜30万円程度・期間は一軒家で1年以上が目安です。業者に依頼すると数日で完了しますが、費用は35万〜80万円以上かかります。

業者への依頼を検討すべきケースは、物量が多い・遠方に住んでいる・時間がない・精神的に辛い・宗教品の処分に困っている場合です。

思い出の詰まった実家を後悔なく片付けるためには、「正しい手順と判断基準」を知り、必要な場面でプロの力を借りることが最善策です。

よくある質問(FAQ)

Q:実家じまいの片付けは何から始めればいいですか?

最初のステップは貴重品・重要書類の確認と回収です。通帳・印鑑・権利証・保険証書・貴金属・現金などを先に確保してから、感情が動きにくい日用品や消耗品から片付けを始めてください。写真・手紙・思い出の品は最後に取り組む方が作業が進みやすいです。

Q:実家じまいの片付けを自分でやると費用はいくらかかりますか?

粗大ごみ処理費・家電リサイクル料金・レンタカー代・交通費などを含めると、一軒家の場合で実費10万〜30万円程度が目安です。ただし遠方の場合は交通費が数十万円になることもあります。また期間が1年以上かかると、その間の空き家維持費(固定資産税・光熱費など)も加算されます。

Q:仏壇はどのように処分すればいいですか?

仏壇は一般廃棄物として処分する前に、魂抜き(閉眼供養)の手続きが必要です。菩提寺や地域の寺院に相談してください。供養の費用は2万〜5万円程度が目安です。ココロセイリでは宗教品の供養手配から処分まで一括でご対応しています。

Q:自分でやるべきか業者に頼むべきか迷っています。

物量が一軒家全体に及ぶ・遠方に住んでいる・時間が確保できない・精神的に辛い・早期に完了させたいという場合は業者への依頼をお勧めします。自力で進める場合は「感情が動きにくい物から始める」「仕分けの基準を事前に決める」「貴重品を先に確保する」の3点を守って進めてください。

Q:片付けの途中で買取できる物が出てきた場合はどうすればいいですか?

貴金属・ブランド品・骨董品・着物などは専門の買取業者に査定を依頼してください。「価値があるかどうかわからない」という物も、捨てる前に必ず査定に出すことをお勧めします。遺品整理業者の中には買取サービスを備えているところもあり、買取金額を作業費に充当できます。

Q:立ち会いなしで業者に片付けを任せることはできますか?

信頼できる業者を選べば可能です。事前に貴重品の確認・仕分けの方針の打ち合わせ・作業範囲の確認を済ませておけば、遠方にお住まいの方でも立ち会いなしで依頼できます。作業の進捗を写真や電話で報告してくれる業者を選ぶと安心です。

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