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/ 更新日: 2025.04.12

遺品整理でのトラブルを防ぐ!悪徳業者の見分け方と正しい選び方

遺品整理の悪徳業者とは|トラブル事例や特徴・見分け方まとめ

「遺品整理を業者に頼みたいけれど、悪徳業者に騙されたらどうしよう…」

そんな不安を抱えている方も多いのではないでしょうか?

大切な家族を亡くし、心の整理がつかない中で進める遺品整理。だからこそ、安心して任せられる業者を選びたいものですよね。

しかし、最近では「見積もりよりも高額な請求をされた」「貴重品が盗まれた」「大切な遺品を勝手に処分された」など、遺品整理に関するトラブルが増えています。こうした悪徳業者の手口を知り、事前に防ぐことが大切です。

この記事では、悪徳業者の特徴やトラブル事例、安心して任せられる業者の選び方 について詳しくお伝えします。また、万が一トラブルに遭った場合の対処法も解説。

「後悔しない遺品整理」をするために、ぜひ最後までお読みください。

遺品整理士:荻原 悠史-地区統括会員-
記事監修 遺品整理士:荻原 悠史-地区統括会員-
「優良業者認定7年連続取得」「Google口コミ高評価164件以上/評価4.9点」など、
豊富な実績を持つ遺品整理の専門店「株式会社ココロセイリ」の代表取締役社長

目次

遺品整理の悪徳業者に要注意!遺品整理サービスに関する相談件数の増加について

遺品整理を巡るトラブルが年々増加しています。全国の消費生活センターには、不用品回収や遺品整理に関する相談が相次いでおり、中には高額請求や遺品の盗難、不法投棄といった深刻な被害も報告されています。

国民生活センターの統計によると、2021年度には2,231件もの不用品回収に関する相談が寄せられました。これは、遺品整理を含む業界全体において、悪質な業者が一定数存在することを示しています。

「見積もりよりも高額な請求をされた」「大切な遺品が無断で処分された」「買取査定額が相場よりも極端に安かった」 など、実際に行政処分を受けた業者も少なくありません。大切な家族を亡くした遺族の心理につけ込み、法外な請求や詐欺まがいの行為を行う悪徳業者が後を絶たないのが現状です。

こうした背景から、「遺品整理業者は危険なのでは?」と不安に感じる方もいるかもしれません。しかし、適切な許可を持ち、誠実に対応している優良業者も多く存在します。遺品整理を安心して任せられる業者を選ぶためには、悪徳業者の特徴を知り、見極めることが大切です。

次の章では、実際に発生している遺品整理のトラブル事例を詳しく解説し、悪徳業者に騙されないためのポイントをお伝えします。

遺品整理の悪徳業者に関するよくあるトラブル事例

遺品整理を依頼する際に、「高額請求された」「遺品を勝手に処分された」などのトラブルに遭ったという声が増えています。大切な家族を亡くし、気持ちの整理もつかない中で、このような問題に巻き込まれるのは大変辛いことです。

遺品整理業者の中には誠実に対応している会社も多いですが、残念ながら悪徳業者が存在するのも事実です。依頼者の知識不足や精神的な負担につけこみ、不当な請求をしたり、大切な遺品をずさんに扱ったりするケースも報告されています。

ここでは、特に注意すべき代表的なトラブル事例を紹介します。

高額・不当な料金の請求(見積もり時より数倍の料金を請求される)

悪徳業者による最も多いトラブルが、見積もり金額よりも大幅に高い料金を請求されるケースです。最初の見積もりでは低価格を提示し、作業終了後になって「追加作業が必要だった」「想定以上の物量だった」などの理由で高額な請求をする手口です。

また、見積もり自体を出さずに作業を進め、後から高額な請求をする業者も存在します。さらに、「見積もりは無料」と言いながら、キャンセル時に高額な違約金を請求するケースもあるため注意が必要です。

対策は次の通りです。

  • 必ず事前に書面で見積もりをもらい、追加料金の有無を確認する
  • 作業内容が変更になった場合、事前に説明を求める
  • 見積もりが不明瞭な業者は避ける

遺品整理中の盗難(貴金属・現金・骨董品が消える)

遺品の中には、貴金属や現金、骨董品など価値の高いものが含まれることがあります。悪徳業者は、こうした品を「気づかれないだろう」と考え、作業中にこっそり持ち去ることがあります。

特に、遺族が遺品のすべてを把握していない場合、盗まれたことに気づかないことも多いです。また、整理が終わってから数ヶ月後に貴重品の紛失に気づいたとしても、証拠がなく、泣き寝入りしてしまうケースも少なくありません。

対策は次の通りです。

  • 貴重品は事前に別で管理し、業者に触れさせない
  • 作業時には可能な限り立ち会う
  • 信用できる業者か、口コミや実績を確認する

遺品の不法投棄(違法廃棄され、依頼者が責任を問われるケースも)

本来、遺品整理業者は不要になった品を適切に処分しなければなりません。しかし、悪徳業者の中には回収した遺品を山や川、空き地などに不法投棄するケースもあります。

不法投棄は法律違反であり、業者が摘発された場合でも、依頼者が連帯責任を問われる可能性があります。また、処分費用を抑えるために不法投棄を行う業者は、他の点でもずさんな対応をしていることが多く、トラブルに発展しやすいです。

対策は次の通りです。

  • 「一般廃棄物収集運搬業」の許可を持つ業者か確認する
  • 処分方法について事前に説明を求める
  • 不審な安すぎる料金を提示する業者には注意する

権利書や形見を処分される(乱雑な作業で重要書類が捨てられる)

遺品整理では、故人が残した不動産の権利書や、形見として取っておきたい写真や手紙が出てくることもあります。しかし、作業を急ぐ業者や配慮のない業者の場合、こうした重要な書類や思い出の品を誤って処分することがあります。

特に、整理を急ぐあまり遺品を確認せずに処分する業者や、作業に慣れていない業者ではこうしたミスが発生しやすくなります。

対策は次の通りです。

  • 事前に取っておきたい品をリストアップし、業者に伝える
  • 作業前に業者と「処分するもの・しないもの」を明確にする
  • 整理中に立ち会い、重要な遺品を確認する

相場以下の金額で買取される(価値のある遺品を安価で買い取られる)

遺品整理と合わせて、不用品の買取を行う業者もあります。しかし、中には適正な査定をせず、相場よりも極端に安い価格で買取る悪徳業者も存在します。

遺族は故人が所有していた品の価値を正確に把握していないことが多く、その無知につけ込んで安価で買い取るのが手口です。特に、ブランド品や骨董品、貴金属などの高額査定がつく可能性のある品は注意が必要です。

対策は次の通りです。

  • 複数の業者に査定を依頼し、価格を比較する
  • 専門の鑑定士が在籍している業者を選ぶ
  • 買取価格に納得できない場合は売らない

悪徳業者の特徴とは?詐欺に遭わないためのチェックポイント・見抜くための業者選びの基準

遺品整理を依頼する際に最も注意しなければならないのが、悪徳業者の存在です。高額請求や遺品の不法投棄など、遺族の負担をさらに増やす悪質な手口が横行しています。しかし、事前に悪徳業者の特徴を把握しておけば、トラブルを未然に防ぐことができます。

ここでは、信頼できる業者かどうかを見極めるためのチェックポイントを詳しく解説します。

対応が雑(電話やメールの受け答えが適当)

信頼できる業者は、電話やメールの対応から誠実さが伝わるものです。しかし、悪徳業者は対応が非常に雑で、言葉遣いが乱暴だったり、質問に対して適当に答えたりすることがよくあります。

例えば、見積もりの依頼をした際に「だいたい〇〇万円くらいですね」と曖昧な返答をする業者や、遺品整理に関する相談をしても具体的な説明がなく、「とりあえず現地で見ないとわかりません」とだけ言う業者には注意が必要です。また、電話やメールの返信が遅かったり、連絡が途切れるような業者も信頼性に欠けると言えます。

大切な故人の遺品を整理するのですから、最初のやり取りから安心できる対応をしてくれる業者を選びましょう。

見積もりを出さない・明確な説明をしない

見積もりの提示は、業者選びの重要なポイントです。優良な業者であれば、遺品の量や作業内容を確認したうえで、詳細な見積書を提示し、料金の内訳についてもしっかり説明してくれます。

しかし、悪徳業者の場合、「だいたいこれくらいになります」と口頭で伝えるだけで、正式な見積書を出さないケースが多いです。 また、見積書を出したとしても、作業項目が曖昧で「作業一式」とだけ記載されている場合は注意が必要です。このような業者は、後から追加料金を請求してくる可能性があります。

作業内容と料金の詳細がしっかり記載された見積もりを出してくれるかどうか、依頼する前に確認しましょう。

訪問見積もりなしで金額を決める

遺品整理の費用は、部屋の広さや遺品の量、処分するものの種類によって大きく異なります。そのため、適正な見積もりを出すには実際に現地を確認することが必須です。

しかし、悪徳業者の中には、訪問見積もりをせずに電話やメールだけで料金を決めるところもあります。訪問せずに提示された金額は、実際の作業後に「想定より遺品が多かった」などの理由をつけて高額請求される可能性が高いため、注意が必要です。

訪問見積もりをせずに契約を急かす業者には依頼しないようにしましょう。

料金が安すぎるor高すぎる

遺品整理の費用は、作業内容や処分する量に応じて相場が決まっています。しかし、極端に安い料金を提示する業者には注意が必要です。

例えば、「他社の半額以下で作業します」といった業者の場合、以下のような問題が考えられます。

  • 作業後に高額な追加料金を請求される
  • 回収した遺品を不法投棄する
  • 遺品の買取で不当に安い査定をする

また、逆に相場よりも極端に高い料金を提示する業者も要注意です。「特殊な技術が必要」「遺品の処理に手間がかかる」といった理由をつけて法外な金額を請求してくるケースがあります。

複数の業者から見積もりを取り、適正な価格かどうかを比較することが大切です。

遺品整理士の資格がない

遺品整理業者を選ぶ際には、「遺品整理士」の資格を持つスタッフが在籍しているかどうかを確認しましょう。遺品整理士とは、遺品の整理や処分に関する専門知識を持ち、適切な方法で業務を行うための資格です。遺品整理業をするうえで必須の資格ではありませんが、優良業者の多くは取得している傾向があります。

悪徳業者の中には、資格を持たないスタッフが対応し、遺品を雑に扱ったり、適正な処分をしなかったりするケースもあります。 また、資格がない業者は、法令を守らずに遺品を処理する可能性も高いため、注意が必要です。

遺品整理士の資格を持つ業者であれば、依頼者の気持ちに寄り添いながら丁寧に対応してくれるので、安心して依頼できます。

口コミや評判が良いか(GoogleマップやSNSで評価をチェック)

業者選びの際に必ずチェックしたいのが口コミや評判です。特にGoogleマップやSNSなどで、実際に利用した人の声を確認することが重要です。

悪徳業者の多くは、口コミが極端に少ないか、**「高額請求された」「作業が雑だった」「見積もりと違う金額を請求された」**といった悪い評価が目立ちます。また、評価が異常に高すぎる場合も注意が必要です。なぜなら、業者が自作自演で高評価の口コミを投稿している可能性があるからです。

業者の実態を知るためには、口コミの内容をよく読み、評価が極端に偏っていないか確認することが大切です。

所在地が不明、または会社情報が少ない

信頼できる遺品整理業者は、公式サイトに会社名、所在地、連絡先、許可証の情報などを明確に記載しています。 一方で、悪徳業者は会社の所在地を公開していなかったり、実際の住所と異なっていたりするケースが多いです。

また、事務所の実態がなく、電話番号だけで営業しているような業者も要注意です。こうした業者に依頼すると、トラブルが発生した際に連絡が取れなくなる可能性が高いため、依頼は避けたほうが無難です。

事前に公式サイトをチェックし、会社情報がきちんと掲載されているかを確認しましょう。

現地で見積もりを行うか(訪問なしの見積もりは危険)

遺品整理の費用は、部屋の広さや遺品の量、搬出経路などによって異なります。そのため、現地を確認せずに正確な見積もりを出すことはできません。

しかし、悪徳業者の中には、電話やメールだけで「〇〇円で作業できます」と安易に見積もりを出すケースがあります。このような業者は、当日になって「想定より遺品が多かった」などの理由をつけ、追加料金を請求してくる可能性が高いです。

優良な業者であれば、作業前に必ず現地で見積もりを行い、作業内容や費用を明確に説明してくれます。訪問見積もりをしない業者には注意し、必ず事前に現地での見積もりを依頼しましょう。

料金が明確かどうか(追加料金の可能性を確認)

遺品整理を依頼する際に最も気をつけるべき点の一つが「料金の透明性」です。悪徳業者の中には、見積もり時に曖昧な説明をし、作業後に「追加料金が発生しました」と高額な請求をするケースが多発しています。

適正な業者であれば、基本料金に含まれる作業内容や、追加料金が発生する場合の条件を事前に説明してくれます。 また、「追加料金なし」と明記している業者であれば、安心して依頼できるでしょう。

見積もり時に以下のポイントを確認し、不明点があれば必ず質問しましょう。

  • 基本料金に含まれるサービスは何か
  • 追加料金が発生する場合の条件
  • 作業完了後に請求される可能性のある費用

これらの説明が不明確な業者は、後々のトラブルにつながる可能性があるため、慎重に選びましょう。

一般廃棄物収集運搬業の許可があるか(法的に必要な資格)

遺品整理では、大量の不用品やゴミが発生します。これらを適切に処分するためには、「一般廃棄物収集運搬業」の許可を取得している業者であることが重要です。

この許可を持っていない業者は、本来回収できない一般廃棄物を違法に処理する可能性があります。たとえば、不法投棄をしたり、無許可の業者に依頼して回収させるケースもあり、最悪の場合、依頼者が責任を問われることもあります。

信頼できる業者は、一般廃棄物収集運搬業の許可を取得しているか、もしくは許可を持つ業者と提携していることを明確にしています。 事前に業者の公式サイトや見積もり時の説明で、許可の有無を確認しましょう。

遺品整理の費用相場|適正価格と悪徳業者の料金の違い

遺品整理を依頼する際、気になるのは「どのくらいの費用がかかるのか」という点です。遺品整理の料金は、間取りや荷物の量、作業員の人数、搬出経路の状況などによって変動します。そのため、一律の料金ではなく、状況に応じた適正価格を把握することが大切です。

しかし、遺品整理業者の中には、相場よりも明らかに高額な請求をする悪徳業者が存在します。相場を知らずに依頼してしまうと、「想定以上の請求をされた」「追加料金がかかり、最初の見積もりより何倍も支払うことになった」といったトラブルに巻き込まれる可能性があります。

ここでは、間取りごとの遺品整理の適正価格と、悪徳業者による高額請求の事例について詳しく解説します。

遺品整理の費用相場(間取り別)

遺品整理の料金は、部屋の広さと荷物の量に応じて決まります。一般的な相場は以下の通りです。

間取り 費用相場(円) 作業人数 作業時間
1K 30,000~80,000円 2~3人 約1~3時間
1DK 50,000~120,000円 2~4人 約2~5時間
1LDK 70,000~150,000円 3~5人 約3~6時間
2DK 90,000~200,000円 3~6人 約3~8時間
2LDK 120,000~250,000円 4~7人 約4~10時間
3DK 150,000~350,000円 5~8人 約5~12時間
3LDK 180,000~400,000円 6~10人 約6~14時間
4LDK以上 250,000~600,000円 7~15人 約6~20時間時間

これらの料金には、作業員の人件費や遺品の分別、搬出、簡単な清掃などが含まれます。業者によっては、「遺品供養」「買取査定」「特殊清掃」などのオプションがあり、これらを追加すると費用が変動する場合があります。

適正価格で依頼するためには、複数の業者から相見積もりを取ることが大切です。また、見積もりに含まれるサービス内容をしっかりと確認し、後から追加料金が発生しないかもチェックしましょう。

高額請求の事例

悪徳業者による高額請求のトラブルは後を絶ちません。特に、最初の見積もりでは安く提示し、作業後に法外な追加料金を請求するケースが多発しています。

事例1:見積もり時より数倍の請求をされたケース

ある利用者が、1DKの部屋の遺品整理を依頼しました。見積もりでは80,000円と提示されたにもかかわらず、作業完了後に「遺品の量が想定より多かった」「搬出に追加の人手が必要になった」などの理由をつけられ、最終的に300,000円を請求されてしまいました。

このような悪徳業者は、依頼者が遺品整理の相場を知らないことを利用し、作業後に法外な金額を請求することがあります。

事例2:追加料金が発生し、請求額が跳ね上がったケース

高齢の依頼者が、3LDKの遺品整理を依頼した際、見積もりでは250,000円と提示されていました。しかし、作業終了後に「特別な清掃が必要だった」「大型家具の搬出に追加料金がかかった」といった説明を受け、最終的に500,000円以上の請求を受けました。

追加料金の発生を事前に説明せず、作業完了後に高額な請求をする業者は悪徳業者の可能性が高いため注意が必要です。

事例3:不用品の回収費用を不透明にされ、想定以上の支払いに

遺品整理を依頼した依頼者が、最初の見積もりで「すべての処分費用込み」と説明を受けたにもかかわらず、作業後に「リサイクル品として処理するための費用がかかる」と言われ、予定していた金額より100,000円以上多く支払うことになったケースもあります。

こうしたトラブルを避けるためには、「見積もり時に、作業後の追加料金の可能性があるかを確認すること」が大切です。優良な業者は、追加料金が発生する可能性がある場合、その詳細を事前に明示してくれます。

遺品整理でのトラブルに遭った場合の対処法

遺品整理を依頼した後に、高額請求や遺品の盗難、不法投棄などのトラブルに巻き込まれてしまった場合、冷静に対処することが大切です。特に、悪徳業者による被害は、放置すると泣き寝入りしてしまうケースが多いため、適切な対応をとることが求められます。

ここでは、遺品整理でのトラブルに遭った際に取るべき具体的な対応方法について解説します。

国民生活センターに相談(消費者ホットライン「188」)

遺品整理業者とのトラブルが発生した場合、まずは**国民生活センター(消費者ホットライン:188)**に相談することをおすすめします。

国民生活センターは、消費者と事業者の間で発生したトラブルに関する相談を受け付けており、適切なアドバイスや対処方法を案内してくれる機関です。例えば、「見積もり時よりも法外な料金を請求された」「追加料金を事前に説明されず支払わされた」といったケースでは、業者との交渉方法や、返金を求めるための手順を教えてくれます。

また、**消費者ホットライン「188」**へ電話をかけることで、お住まいの地域の消費生活センターにつながるため、迅速に対応を受けることができます。特に、業者との直接交渉が難しい場合や、トラブルが解決しない場合は、第三者機関としての介入が有効です。

クーリングオフを利用する(契約から8日以内)

遺品整理業者との契約を結んだものの、後から不安になったり、業者の対応に疑問を感じた場合は、クーリングオフ制度を活用できる可能性があります。クーリングオフとは、一定の条件を満たす契約に対して、契約から8日以内であれば無条件で契約を解除できる制度です。

クーリングオフが適用されるケースとして、以下のような状況が挙げられます。

  • 訪問販売(業者が自宅を訪れ、契約を結んだ場合)
  • 電話勧誘販売(業者からの電話営業によって契約をした場合)

一方で、店舗で契約をした場合や、すでに作業が完了している場合などは、クーリングオフの適用外となる可能性があるため注意が必要です。

クーリングオフを行う際は、契約書に記載されている業者の住所宛に**「契約解除通知」を内容証明郵便で送る」**のが一般的な方法です。クーリングオフの申請が受理されると、支払った費用が返金されることもあります。もし手続きに不安がある場合は、消費生活センターに相談しながら進めるのが良いでしょう。

弁護士へ相談(盗難・不法投棄などの違法行為があった場合)

遺品整理業者によるトラブルの中には、単なる金銭的な問題だけでなく、窃盗や不法投棄などの犯罪行為が絡むケースもあります。例えば、「作業後に現金や貴金属がなくなった」「遺品が不法投棄され、責任を問われそうになった」などの場合、速やかに弁護士へ相談することが重要です。

弁護士に相談することで、以下のような対応が可能になります。

  • 盗難被害の証拠収集と損害賠償請求の手続き
  • 不法投棄された遺品の責任を回避するための法的対応
  • 業者との契約違反を追及し、返金請求を行う

特に、盗難の疑いがある場合は、すぐに警察へ被害届を出すことも検討しましょう。警察に届け出をすることで、被害の証拠を記録として残し、後の損害賠償請求などに役立てることができます。

また、法的な対応が必要な場合は、消費者問題に強い弁護士へ相談するのがベストです。**「法テラス」**などの無料相談窓口を利用することで、弁護士に相談するハードルを下げることも可能です。

ココロセイリが選ばれる理由|安心して依頼できるポイント

遺品整理は、ただの片付けではありません。大切な方の思い出が詰まった品々を整理し、新たな一歩を踏み出すための大切な時間です。そのため、依頼する業者は慎重に選ぶ必要があります。

ココロセイリは、経験豊富なスタッフと透明性のあるサービスで、安心してお任せいただける遺品整理を提供しています。ここでは、ココロセイリが選ばれる理由についてご紹介します。

経験豊富な熟練スタッフによる丁寧な作業&お品物の取り扱い

遺品整理では、故人が大切にしていた品々を扱うため、単なる片付けとは異なります。ココロセイリでは、遺品整理の経験が豊富なスタッフが対応し、一つひとつの品物を丁寧に扱います。

お客様と一緒に遺品を確認しながら、必要なもの・不要なものを慎重に分別。貴重品や思い出の品は、お客様にしっかりとお渡しし、処分が必要なものも適切な方法で対応します。

経験があるからこそ、効率的かつ心のこもった対応が可能です。

清潔感のある身だしなみで対応

遺品整理を依頼する際、業者の清潔感や対応の良さは非常に重要なポイントです。

ココロセイリでは、お客様が安心して任せられるよう、スタッフ全員が清潔な身だしなみを徹底。作業中の服装はもちろんのこと、訪問時の第一印象を大切にし、丁寧な接客を心がけています。

また、遺品整理はご家族の大切な空間で行われるため、作業前後の清掃にも力を入れています。単に片付けるだけでなく、お客様が気持ちよく過ごせるよう配慮したサービスを提供します。

プロの遺品整理士が対応

遺品整理は一般的な片付けとは異なり、専門的な知識が必要な分野です。そのため、業者を選ぶ際には、遺品整理士の資格を持つスタッフがいるかどうかを確認することが大切です。

ココロセイリでは、遺品整理士認定協会から認定を受けたプロの遺品整理士が対応。適切な方法での仕分けや処分を行い、お客様の負担を最小限に抑えます。

また、遺品整理に関連する法令や処理方法についても正しい知識を持っているため、不安な点があればいつでもご相談いただけます。

追加料金は一切なし!明確な料金体系

「見積もりでは安かったのに、作業後に高額な追加料金を請求された」というトラブルは、遺品整理業界でもよくあるケースです。

ココロセイリでは、見積もり時に明確な料金を提示し、追加料金は一切発生しません。お客様が不安なくご依頼いただけるよう、最初のご相談時から丁寧に費用の説明を行います。

また、お見積もりは完全無料。実際に作業を進める前に、しっかりとお客様とご相談のうえ、納得いただいたうえで作業を開始するため、安心してご依頼いただけます。

10年以上の経験を持つ鑑定士による正確な買取査定

遺品整理の中には、価値のある骨董品やブランド品、貴金属などが含まれることがあります。しかし、悪質な業者の中には、こうした品物を相場よりもはるかに低い金額で買取るケースもあります。

ココロセイリでは、10年以上の経験を持つ専門鑑定士が在籍し、遺品の適正な査定を行います。市場価格を正確に判断し、適正な価格で買取を実施するため、「大切な品を安く買い叩かれたくない」というお客様の不安を解消できます。

遺品の買取をご希望の方は、ぜひご相談ください。

充実のサービス

ココロセイリでは、遺品整理だけでなく、お客様のご要望に応じたさまざまなオプションサービスを提供しています。

例えば、「遺品の供養をしてから整理してほしい」「不用品を処分するだけでなく、買取もしてほしい」といったご希望にも対応。供養・買取・不用品回収・ハウスクリーニングなど、幅広いサービスを組み合わせることが可能です。

お客様一人ひとりの状況に合わせた最適なプランを提案し、心のこもった遺品整理をお手伝いします。

信頼される企業であるための取り組み

ココロセイリは、ただ遺品を整理するだけの業者ではなく、お客様が安心して依頼できる企業であり続けることを大切にしています。そのために、業界内でも厳しい基準を満たし、信頼性の証となるさまざまな取り組みを行っています。

  • 日本郵政の厳正なる審査を通過し、郵便局に広告を掲載
  • 横浜消防局の協賛企業に加入
  • 企業・病院・銀行など19,200社様との福利厚生先として提携
  • 個人情報厳守「セキュリティ認定マーク」取得

まとめ

遺品整理は、故人を偲びながら大切な思い出を整理する重要な作業です。しかし、悪徳業者による高額請求や遺品の盗難、不法投棄などのトラブルが後を絶たず、慎重に業者を選ぶことが求められます。

この記事では、悪徳業者の特徴や具体的なトラブル事例、信頼できる業者の選び方について詳しく解説しました。安心して依頼するためには、見積もりの透明性、遺品整理士の在籍、適切な許可の有無などを確認し、相見積もりを取ることが大切です。また、万が一トラブルに巻き込まれた場合には、国民生活センターや弁護士に相談するなど、適切な対処を行いましょう。

私たちココロセイリは、遺品整理のプロとして、経験豊富なスタッフが丁寧に対応し、お客様に寄り添ったサービスを提供しています。追加料金のない明確な料金体系、遺品整理士による適切な対応、10年以上の経験を持つ鑑定士による正確な査定など、安心してご利用いただける環境を整えています。

遺品整理を検討されている方は、ぜひココロセイリにご相談ください。

大切な遺品を一つひとつ丁寧に扱い、お客様の気持ちに寄り添った遺品整理をお手伝いいたします。

遺品整理士:荻原 悠史-地区統括会員-
記事監修 遺品整理士:荻原 悠史-地区統括会員-
「優良業者認定7年連続取得」「Google口コミ高評価164件以上/評価4.9点」など、
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