団地には市営・都営・UR賃貸・公団など様々な物件があります。どの団地も長く住んでいる場合が多く、遺品を整理し原状回復するまでが大変です。
そこで今回は団地の遺品整理を楽に行う方法や整理の費用相場をご紹介します。
豊富な実績を持つ遺品整理の専門店「株式会社ココロセイリ」の代表取締役社長
目次
団地の遺品整理!大変と言われる理由とは
まずは団地の遺品整理が大変と言われる、5つの理由をご紹介します。当てはまる数が多いほど整理が大変になるので、専門業者への依頼を検討すると良いでしょう。
遺品の量が多い
団地の遺品整理のご相談で最も多いのが、「実家の団地を片付けたい」というお声です。元々は家族で住んでいた家だからこそ、物の量が非常に多く整理に時間がかかります。
タンスや食器棚など大きな家具が残っているのも団地の遺品整理の特徴です。これらの遺品は運び出しや回収業者への連絡の手間がかかるため、後回しになり遺品整理が進まないこともあるでしょう。
また、団地には遺族の子ども時代の品が多く残っていることも。故人との思い出がたくさん詰まっているからこそ、精神的な辛さや疲れを感じる方も少なくありません。
長年空き家だった
遺族が近くに住んでおらず、長年空き家として放置された団地も多いです。特にコロナ禍の近年は、遠方から片付けに行けないというご相談も頂きます。
空き家になってからの年月が長いほど、家の中にホコリ・カビが充満していたり、ベランダに害虫が住み着いていたりと状態が悪化していることも。整理の前にこれらを処理しなければならないため、空き家の遺品整理は通常よりも大変です。
エレベーターがない
都営住宅や市営住宅は、古い物件だと稀にエレベーターがないことがあります。1階であれば問題ありませんが、上層階だと遺品を運び出すために何度も階段を昇り降りしなければなりません。
たとえ遺品の量が少なくても、エレベーターなしの団地は遺品整理がかなり大変でしょう。
原状回復に費用がかかる
都営や市営住宅は地方自治体、UR賃貸の団地は都市再生機構(UR)、公社住宅は住宅配給公社が運営している団地のため、退去時は元の状態に戻して返さなければなりません。
運営団体によって原状回復の条件が異なりますが、場合によってはエアコンや風呂釜の撤去まで求められます。これらの撤去は素人だけでは難しく、専門業者への依頼が必要です。費用を抑えようと遺族のみで行うと、かえって部屋の壁やフローリングを傷付け、さらなる費用がかかることもあります。
手伝える遺族がいない
遺族が高齢の場合、団地だけではなくどの住宅も遺品整理が難しいでしょう。遺品整理は体力・精神的にかなり疲れるもの。高齢者だけでの作業は難しく、手伝える遺族がいないと遺品整理を放置することも珍しくありません。
団地の遺品整理を専門業者に依頼するメリット
様々な理由から大変だと言われる遺品整理。放置すると団地が劣化し始め、原状回復にかかるお金が莫大になります。
素早く解決するためにも、やはり遺品整理の専門業者に依頼するのがおすすめです。遺品整理が楽になるだけでなく、様々なメリットがありますよ。
①遺品整理から原状回復まで依頼できる
業者によってはただ遺品を整理するだけでなく、団地の原状回復まで依頼できる場合があります。大変な作業を全て任せられるので、遺族の負担がかなり軽減するでしょう。
ココロセイリではお部屋に傷が付かないための養生や遺品搬出後の清掃まで無料で対応しています。他社ではオプションとして追加する作業も含めて整理しているので、お困りの際はぜひご相談ください。
②1日で作業が完了する
遺品整理は物の量が多いと何日もかかってしまい、途中で諦めてしまった遺族も多いでしょう。専門業者であれば部屋の間取りや遺品の量に合わせた人数を配置し、1日で遺品整理を完了できます。
遺品整理は故人への気持ちを整理するきっかけにもなります。精神的な辛さから解放されるためにも、遺品整理は長引かせず早めに完了させるのが良いでしょう。
③遺品の供養を任せられる
遺品の中には故人が大切にしていた物や思い出が詰まった物が多く、処分するのが心苦しいと感じる方も。そういった遺品はそのまま処分するのではなく、ご供養を行いましょう。
ご供養をして遺品に宿る故人の魂を抜くことで、物の処分がしやすくなります。ご供養は遺族で行う場合、寺院への依頼や遺品の持ち込みなど多くの作業が必要です。しかし、ご供養まで対応している業者であれば手続きを任せられます。
④遺品買取で費用が安くなることも
遺品整理の専門業者の中には、遺品買取を承っている場合もあります。
買取は骨董やアクセサリーなどの高級品だけではなく、まだ使える電化製品や楽器など様々な品が対象です。買取査定費を遺品整理の費用に回せるため、費用の削減にも繋がります。
弊社では古物鑑定キャリア5年以上の遺品査定士が適正価格にて査定します。専門性の高い物やマニア向けの物でも買取が可能ですので、ぜひお任せください。
⑤探索依頼も可能
団地は物の量が多く、実際に住んでいる人でさえ必要書類の保管場所が分からないこともあるでしょう。
特に離れて暮らしていた場合は、書類や貴重品の保管場所が分からず、遺品整理に苦労することも多いです。業者であれば遺品の整理だけでなく、探索も依頼できます。プロによるスムーズかつ丁寧な作業で、一つひとつの遺品を仕分けられますよ。
団地の遺品整理の相場は?
団地だから遺品整理の費用が高いというのはなく、基本的には他の住宅と同じ相場で依頼できます。
間取り | 費用相場 |
---|---|
2DK・2LDK | 150,000円~ |
3DK・3LDK | 200,000円~ |
4DK・4LDK | 250,000円~ |
しかし、大型家具の解体やエレベーターの有無など住宅の状況によっては30,000円~ほど費用が増える可能性があります。詳しくはお見積りでご確認ください。
まとめ
団地の遺品整理に悩む遺族は多く、空き家として放置するという方が増えています。放置の年月が長いほど原状回復が難しくなり、退去時の費用が高額になるため早めに整理するのが吉と言えるでしょう。
遺品整理は専門業者に任せれば、大変な作業も1日で完了します。遺族だけで解決しようとせず、お困りの際はぜひ弊社までご相談ください。
豊富な実績を持つ遺品整理の専門店「株式会社ココロセイリ」の代表取締役社長