遺品整理の個人情報処理|デジタル遺品はどうする?手続き方法や流れを解説|横浜・川崎・東京で遺品整理のプロがどこよりも安く丁寧にご対応致します。

遺品整理の個人情報処理|デジタル遺品はどうする?手続き方法や流れを解説

2022/04/27

遺品整理の個人情報処理|デジタル遺品はどうする?手続き方法や流れを解説

遺品整理の中でも特に重要なのが「個人情報の処理」です。故人の個人情報が流出すると詐欺などのトラブルが起こる可能性があり、慎重に行わなければなりません。

しかし、個人情報の処理は専門的な知識がないと難しい手続きが多く、負担に感じている遺族も多いでしょう。そこで今回の記事では、個人情報処理を行う理由や処理の流れを詳しく解説します。

遺品整理での個人情報処理が大切な理由

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遺品整理で個人情報処理を怠ると次のリスクが考えられます。

ここがポイント!
  • 詐欺や悪用の危険性
  • 遺産相続が行えないことも
  • 有料サービス等の引き落としが続く

まずはなぜこれらのトラブルが起こるのかについて解説します。

詐欺や悪用の危険性がある

個人情報が流出することで、遺族が詐欺に遭う可能性があります。故人の情報から遺族へ連絡先を調べ、架空請求など高額な支払いを求められるケースが増えています。

以下の手口は個人情報の流出により実際に起こった詐欺被害です。次のような事態は詐欺の可能性があるため注意しましょう。

下記の場合は注意!
  • 故人に借金があると返済を求められる
  • 生前に注文した商品があると代金引換で届けられる
  • 依頼した覚えのない霊園や墓石業者から支払いの連絡がくる

故人が亡くなった直後は慌ただしく、心に余裕がない方がほとんど。正常な判断ができず詐欺に巻き込まれやすいため、個人情報の処理は早めに行い詐欺に遭わないよう気を付けましょう。

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遺産相続が行えない

遺産相続の前に、まずは故人の銀行・証券・FX口座などを確認します。その後に口座を停止し相続手続きを行うため、金融関連の個人情報処理と遺産相続はセットで考えておくと良いでしょう。

遺産相続は、相続の開始を知った翌日から10ヶ月以内に行うと定められています。しかし、相続放棄や限定承認は3ヶ月以内と定められているため、早めに確認すると安心です。

自動引き落としが継続される

月額制などの有料サービスは解約手続きを行わないと請求が継続されます。余分な請求を防ぐためにも、故人のスマートフォンやパソコンからサービスを調べ、一つずつ解約を行いましょう。

処理すべき遺品一覧

あくまで一例ですが、処理すべき遺品は以下の通りです。

処理が必須な遺品例
  • マイナンバーカード
  • 免許証
  • 保険証
  • パスポート
  • クレジットカード
  • 通帳
  • パソコン、スマートフォンの中身

個人が特定される情報は全て処分します。続いては処理の流れを見ていきましょう。

個人情報が流出するリスク

個人情報は様々な経路から流出するリスクがあります。ここでは、個人情報がどこから流出するのか、どういったリスクがあり、対応をすれば良いのかを解説します。

公的書類から故人の情報が洩れるリスク

健康保険証、パスポート、免許証などの公的書類をシュレッダーやハサミで切らずに捨てると個人情報が洩れることがあります。
ゴミを漁って情報を盗む人がいつ表れるか分かりません。また、ゴミ収集の際に落ちて、それを拾われて悪用されることもあります。

クレジットカードから個人情報が洩れるリスク

クレジットカードを解約せずに放置していると、請求書が届き続きます。
正しく処理しないと、個人情報が洩れて悪用されるか、もしくは近隣や親族の誰かに悪用されて請求されるというトラブルも発生します。
クレジットカードはすぐに停止しましょう。

デジタル遺品(PC、スマホなど)から個人情報が洩れるリスク

PCやスマホを残しておくと、ログイン情報を記憶させている場合は、そのままログインできますし、クレジットカード情報なども登録しているとそのまま利用されてしまう場合があります。
デジタル遺品は必ずデータを完全削除したうえでリサイクルショップへの売却や、捨てるようにしましょう。

SNSやブログなどでの乗っ取り、なりすまし

SNSやブログなどを残しておくと、乗っ取りや個人情報の特定に繋がります。「故人の情報を知ったところで…」と思っていても、親族や家族に関する情報も漏れる可能性もあるため、侮れません。
SNSやブログは思い出として残しておくのも良いですが、必要ない場合はアカウント停止、ブログ閉鎖などの処理をしておきましょう。

遺品整理での個人情報処理の流れを解説

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個人情報の処理は市区町村役場や警察署など、各情報によって手続きする機関が異なります。ここからは処理の順番や流れを解説します。

①公的書類をまとめて返却

公的書類は全てまとめてから返済するとスムーズです。マイナンバーカードは市区町村役場、免許証は警察署、保険証は年金事務所へ返却します。

②クレジットカードなどの解約手続き

クレジットカードや銀行口座は各種窓口へ問い合わせ、解約の手続きを行います。こちらは遺産に関係する部分なので、公的書類の処理が終わればすぐに取り掛かると良いでしょう。

ネット口座やネット証券はデジタル遺品にも該当しますが、金融関係は一緒に処理しておくと手続きを進めやすいです。

全ての手続きを済ませ、カードを返却すれば解約が完了します。

③デジタル遺品のデータを削除

個人情報処理の中で相談が急増しているのが、「デジタル遺品」の整理です。デジタル遺品とは、パソコンやスマートフォンの中に保存されたデータを指します。

実はデジタル遺品も放置すると個人情報が流出し、悪用される可能性があるため要注意です。初期化するだけでは不十分で、故人が利用していた有料サービスやSNSも確認してください。

自動引き落としになっているサービスは全て解約処理を行いましょう。SNSは個人情報が記載されている場合も多く、放置するとアカウントのなりすまし等のトラブルが考えられます。サービスによっては遺族が申請すれば、追悼アカウントとして残すことも可能です。アカウントの削除、もしくは追悼用に移行し情報を処理しましょう。

ただし、デジタル遺品の中には故人が見られたくないものが残っていることも。思い出として全データのバックアップを取ることもできますが、本当に故人が望んでいるのかを一度考えてから行ってください。

④難しい場合は業者へ依頼しましょう

遺品整理と同時に個人情報処理を進めるのは体力・精神的疲労を感じる方も多いです。特に個人情報処理は専門的知識がないと手続きに時間がかかり、ストレスを感じることもあるでしょう。

その場合は業者への依頼がおすすめです。専門知識があるため全てを任せられ、遺族の負担を最小限に抑えられます。万が一故人のパソコン・スマートフォンのパスワードが解除できない場合も相談が可能です。弊社では専門家の紹介も承っているので、お困りの際はぜひご相談ください。

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悪徳な遺品整理業者に注意!個人情報を盗まれないようにしよう

遺品整理は残された家族だけで全てやるのは非常に大変です。そんなときに遺品整理業者に利用を検討する方が増えています、個人情報の取り扱いは遺品整理業者も重々承知のうえで対応していることがほとんどですが、稀に個人情報の取り扱いを雑に扱う業者も存在します。

例えば、パソコンやスマホなどのデジタル遺品を引き取っても、データ消去処理をせずに処分したり、処分する書類から個人情報を抜き出して、悪用する業者が少ないですが存在します。どのように処理をするのかを事前に確認して、安心して任せられる遺品整理業者を選びましょう。

個人情報の処分に関して安心の遺品整理業者とは?

どんなに気を付けても、悪徳業者に選んでしまう可能性はゼロに出来ませんが、悪徳業者に引っかからないために基本的なことを押さえておかなければなりません。
例えば、個人情報を漏らさないためのどういったことをしているのか、機密保持の契約書を別途結んでもらえるかなど確認しておくと良いでしょう。
もし、対応方法についてはっきり答えられなかったり、契約書結ぶことは難しいと言われた場合はその業者をやめましょう。
もちろん、優良業者の可能性もありますが、個人情報漏洩を防ぐため、守るために仕方がないことです。慎重に遺品整理業者を選ぶようにしましょう。

まとめ

遺品整理と並行して進めなければならない個人情報の処理。正しく処理しないと詐欺や悪用のリスクがあり、自分で行うのは不安という方も多いでしょう。

遺品整理の専門業者に依頼すれば確実かつスムーズに処理が行えます。弊社は個人情報だけでなく遺品に関することなら何でも相談できるので、ぜひ一度ご相談ください。

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