遺品整理を経験した方の多くは「疲れた」「辛い」という意見をお持ちでしょう。故人の思い出が強い遺品は、時には処分をためらうこともあります。
今回は遺品整理の疲れを最小限に抑えるポイントを解説します。気持ちを楽にするコツも併せて紹介しているので、疲れを感じている方はぜひ参考にしてください。
豊富な実績を持つ遺品整理の専門店「株式会社ココロセイリ」の代表取締役社長
目次
遺品整理に疲れる理由とは
遺品整理はほとんどの方が途中で「疲れた」と感じる作業かもしれません。疲れにも様々な種類があり、同じ遺族でも感じているストレスは違うかもしれません。まずは遺品整理に疲れる理由を見ていきましょう。
①精神的な疲れ
故人の思い出が詰まった遺品は、手に取るだけで辛く精神的に疲れる方も多くいます。葬儀を終えて心の整理がついたとはいえ、まだまだ精神的な悲しみは消えません。
また、どれだけ不要なものであっても故人の姿が見えると処分しづらく罪悪感を持つ方も。
このような精神的な疲れが蓄積し、遺品整理が進まないのはよくあることです。遺品整理が中々終わらないことに関してもストレスを感じ、さらなる疲労感に襲われる場合もあるでしょう。
②体力的な疲れ
遺品の量が多いほど整理に時間がかかるため、体力的な疲れを感じることもよくあります。
故人が住んでいた家の部屋数が多いほど大変ですし、自宅が上層階であれば運搬にも時間と体力を使います。
遺品整理は作業する人数が少ないと、1人の負担が大きく体力的にも疲れやすいです。体力の衰えは徐々に精神的な疲れも誘発し、心身ともに過度な疲労を感じることも珍しくありません。
③トラブルによる疲れ
遺品整理を進める中で、遺族同士のトラブルに巻き込まれることもあります。遺産相続はお金だけではなく、家の中の遺品全てが含まれます。
そのためどれを誰が譲り受けるのかで口論になる、遺品を勝手に持って帰る…などのトラブルが起こることも少なくないと聞きます。遺品整理での疲れに加え、このような遺族間のトラブルはより一層疲れを増幅させるでしょう。
遺品整理で意識すべき3つのポイント
遺品整理は一度疲れてしまうと、中々作業を進めるのが難しいですよね。そこでなるべく疲れを感じさせないために、意識すべき3つのポイントをご紹介します。
整理スケジュールを計画する
終わりが見えないことで疲れを感じやすい遺品整理は、スケジュールを計画してから行うと比較的スムーズに進みます。「この日はここまで進める」という目標があれば、辛い遺品整理も最後まで頑張れるでしょう。
また、複数人で行う場合は各担当を決めておくのがおすすめです。このように計画を立てれば、遺品整理の業務化ができます。あえて業務的に行うことで精神的な疲れを感じにくいです。
まずは小さなものから整理を始める
故人の思い出が詰まったベッドや机などの大きな遺品は、処分すると喪失感が大きくショックを受けるかもしれません。まずは簡単に仕分けができる小さなものから手を付けると、少し楽な気持ちで遺品整理を始められます。
小さなものから整理することで、徐々に気持ちの整理も付いて冷静に処分の判断ができるようになります。精神的な疲れを感じさせないためにも、簡単なものから始めてください。
迷わない気持ちも大切
遺品整理は莫大な量であり、中には1週間で終わらないケースもあります。全ての遺品に思い出を感じたり、処分に迷ったりしては作業が完了しません。
時には心を無にし、迷わない気持ちを持つことも大切です。必要・不必要でひたすら遺品を分類しましょう。
遺産整理に疲れたら!気持ちを楽にする方法
上記で紹介したポイントを意識しても、遺品整理が疲れたと感じることがあるでしょう。ここからは疲れを感じた際の対処法をご紹介します。
適度に休憩を挟む
「一度休むと辛くなるかもしれない」と心を鬼にし、ひたすら遺品整理を続ける方もいます。しかし、過度な疲労は判断を鈍らせ、本当に必要な遺品まで処分する可能性があるので注意してください。
適度に休憩を挟み、遺品整理から心を離すのも時には有効です。故人の家にいると気が滅入ってしまうのであれば、散歩に出て気分を変えるのも良いでしょう。
一人で行わない
遺品整理は一人で行うと、疲れや辛さを抱え込んでしまい精神的負担が大きくなります。相続人が複数いるのであれば、全員で手分けするのが望ましいです。
精神的な疲れを感じやすい遺品整理だからこそ、誰かと話しながら行うと気が紛れるでしょう。
遺品整理業者に依頼する
遺品整理はどれだけ工夫をしても、疲れを感じるもの。遺族全員の負担を軽減するためにもぜひ遺品整理の専門業者へ依頼してください。
遺品整理のプロであるからこそ必要・不要の判断が早く、遺品整理が1日で完了します。弊社では遺品整理だけではなく、階段作業費・梱包資材費・家具の解体・水回りの清掃なども無料で対応しているので、遺品整理に悩んだらぜひ一度ご相談ください。
まとめ
遺品整理は精神・体力ともに疲れる大変な作業です。故人の思い出が詰まった遺品を処分するのは心苦しいと感じる方も多いでしょう。
少しでも負担を減らすために、専門業者への依頼を検討するのも一つの手です。弊社ではスマホから簡単お見積りを承っておりますので、お気軽にご相談ください。
豊富な実績を持つ遺品整理の専門店「株式会社ココロセイリ」の代表取締役社長