時間と体力を非常に消費する遺品整理ですが、コツさえ掴めば難しくありません。準備・計画や優先順位をしっかりと決めれば、比較的簡単に済ませることができるでしょう。
しかし、裏を返せばコツを掴めないと難しい作業とも言えます。「こうしておけば良かった」「あれを忘れていた」などと後悔をしないためにも、遺品整理のコツや注意点を確認していきましょう。
豊富な実績を持つ遺品整理の専門店「株式会社ココロセイリ」の代表取締役社長
目次
まずは事前準備物を確認
遺品整理はただの片付けだと思い、準備をせずに行うと後悔する可能性があります。
特に故人が生前に掃除をしていなかった場合は、お部屋が埃っぽく衣類が汚れてしまうことも。必ず汚れても良い服で実施し、防具等も忘れないようにしましょう。
事前に用意しておきたい物は以下の通りです。
- 汚れてもいい服
- スリッパや作業用靴
- マスク
- 手袋
- ゴミ袋
- 掃除機
- 工具
- 車
遺品整理は処分する物が多く出るため、それを入れる袋や運搬する車が必要です。大きな家具などは解体の必要があるので、工具類も欠かせません。
女性や高齢の方だけでは中々難しい作業です。必要な物を準備するだけでなく、人員の確保も遺品整理を成功させる大きなポイントとなるでしょう。
遺品整理のコツ|失敗しない5つのポイント
ここからは遺品整理を失敗しないために、押さえておきたいコツを5つご紹介します。
①貴重品の探索は早めに行う
遺品整理は故人の所有物を整理する作業のため、非常に時間がかかります。お部屋が広い・荷物が多い場合は大人が複数人いても1日で完了できない可能性があります。
そのため、まずは優先度の高い作業から行うのがおすすめです。貴重品は遺産や各種個人情報の処分にも関わるため、なるべく早く見つけておきましょう。
②作業スケジュールや終了日を計画する
遺品整理は計画せずに進めると、終わりが見えず途中で挫折してしまう方も多いです。最後まで丁寧に整理するためにも、ぜひ作業のスケジュールや終了日を計画してください。
大まかな計画でも大丈夫なので、「今日はここまで済ませる」「この作業は何日に終える」などの目標があると作業を進めやすくなります。長引かせないためにも、ある程度の計画性を持って取り組みましょう。
③必要な人手を確保しておく
遺品整理は一人二人では運び出しができない物も多く、基本的には4人以上の人員を集めておきたいものです。当日になって人手が足りず、作業ができなかったという失敗も多いので、遺品整理のスケジュールを決める前にまずは人手を確保しておきましょう。
④仕分け後の処理方法も検討する
遺品の仕分け後は、不用物の処分を行います。処分するとはいえ、故人の想いが詰まった大切な物。普通ゴミとして処分するのは心苦しいと感じる方も多いでしょう。
遺品はご供養したり買取に出したりと様々な処分方法があります。遺品整理後に困らないためにも事前に検討・手配しておくと安心です。
⑤部屋の清掃も忘れずに
遺品整理は物を仕分けして完了ではありません。最後はお部屋を綺麗に清掃して、汚れを残さないようにしましょう。
賃貸であれば汚れは退去費用が膨れ上がる原因になります。持ち家は掃除せずに放置すると家の劣化に繋がるため、どのような場合も最後は清掃を行います。
後悔しない!遺品整理の注意点とは
遺品整理のコツと併せて覚えておきたいのが注意点です。ここからは後悔しないための3つの注意点を確認していきましょう。
心の整理も同時に行う
遺品整理はただ故人の物を整理するだけではありません。遺品を仕分けていく中で、私達の心も整理するのです。
故人との別れが辛く、まだ立ち直っていない中で遺品整理をしなければならない方も多いでしょう。思い出をゆっくり整理するイメージで行えば、心もスッと軽くなります。故人を送る気持ちで行ってみてください。
売却できる物を捨てない
貴金属や趣味のレアな小物などは、買取に出すと非常に高値で売れる可能性があります。しかし、遺品整理は物の量が多いため間違って捨ててしまうなんてトラブルも。
売却予定の物は作業者全員で把握し、同じ場所にまとめるなどしてミスを予防することが大切です。
辛ければ業者に頼る
故人の死を受け入れられず、まだまだ心の整理ができそうにない方も多いでしょう。その場合は無理に自分で遺品整理を行う必要はありません。
辛いときは遺品整理業者に頼るというのも一つの選択肢です。大切なお品物を一つひとつ丁寧に仕分け、お客様の辛さを軽減します。
遺品整理ならココロセイリにお任せください
自分達で行うにはコツが必要な遺品整理。事前準備物や人員の確保など、多くの手配が必要なので注意しましょう。
遺品整理を業者に依頼したいと検討しているなら、ぜひココロセイリにお任せください。ご供養や買取も承っているので多くのお客様にご満足頂いています。
豊富な実績を持つ遺品整理の専門店「株式会社ココロセイリ」の代表取締役社長