遺品整理を行うと、処分したい物が多く出てきます。家庭ゴミとして処理できないほどの量は、遺品整理や不用品回収の業者に依頼するのが一般的です。
どちらも遺品を回収できるという点では同じですが、遺品整理と不用品回収はそもそもの目的や作業内容が大きく異なります。後悔のない遺品整理を終えるためにも、それぞれの料金やメリットなど違いを見ていきましょう。
豊富な実績を持つ遺品整理の専門店「株式会社ココロセイリ」の代表取締役社長
目次
遺品整理と不用品回収の違い
遺品整理と不用品回収の違いは、処分する物を遺品に限るかどうかです。遺品整理業者は遺品の仕分けを目的としていますが、不用品回収は遺品だけでなく処分したい物が出たときに依頼できます。
大きな違いは処分する物ですが、遺品整理と不用品回収は任せられる範囲や考え方にも違いがあるのです。ここからは遺品整理と不用品回収について詳しく解説します。
遺品整理とは
遺品整理とは亡くなった方の遺品を整理することで、ただ仕分けをして処分するだけでなく貴重品の整理や形見分けなども行います。
遺品整理に関するあらゆることをお手伝いをするのが遺品整理業者なのです。遺品は故人の想いが詰まった大切な物なので、一点一点を丁寧に仕分けします。業者によっては遺品をご供養してから処分できるため、故人やご遺族の想いの整理まで行えるのが特徴です。
不用品回収とは
不用品回収とは、不要な物を引き取り、処分する業者です。遺品整理だけでなく引っ越しや大掃除などで出た自分での処分が難しい物や多量のゴミも引き取ってもらえるため、利用した経験のある方も多いでしょう。
不用品回収では、遺品の仕分け作業などは行わずあくまで不用品を家まで回収しにくるのが特徴です。また、全てを不用品として回収するため遺品であっても丁寧に作業することはなく、処分する物として扱います。
遺品整理と不用品回収の料金相場
家の中まで整理する遺品整理と、引き取りのみを行う不用品回収では料金相場が大きく異なります。
遺品整理 | 不用品回収 | |
---|---|---|
料金相場 | 50,000円〜 | 10,000円〜 |
遺品整理はご自宅の広さ、不用品回収は依頼する量や物によって料金が変動します。詳しいお見積もりは業者までお問い合わせください。
遺品整理と不用品回収はどちらを頼むべき?
遺品整理と不用品回収には、それぞれ違ったメリットがあるため一概にどちらがおすすめとは言えません。まずは両者のメリットを理解して自分に合った方法を見つけましょう。
遺品整理のメリット
遺品整理の業者は、やはり遺品の整理に特化しているため作業が非常に丁寧であり、ご遺族としても安心して任せられる点が大きなメリットでしょう。
また、遺品に特化したサービスが豊富なのも特徴。遺品の仕分けから不用品回収まで任せられるだけでなく、ご供養や権利書の探索など業者によって様々なサービスが設けられています。
以下はココロセイリで行っている無料サービスの一例です。大切な遺品だからこそ、手厚いサポート体制を整えております。
- 遺品の合同供養
- 遺品の探索作業
- 形見分けの梱包・発送手続き
- 家具の解体
- 水回りの清掃
- 遺品の査定・買取
遺品整理の業者であれば整理に関する全てを任せられるので、ご遺族のご負担をかなり軽減できるのが最大のメリットと言えます。
不用品回収のメリット
不用品回収の大きなメリットは、料金が安いことです。遺品の量が少ないほど費用を抑えられるので、仕分けや清掃は自分で行いたいと考えているならぴったりでしょう。
また、不用品回収の専門業者の中には不用品の搬出作業や買取まで対応している業者も存在します。自治体へ不用品回収を依頼するよりも費用がかかりますが、それでも遺品整理より安く済むのが嬉しいポイントです。
しかし不用品回収業者の中にはサービスの提供しやすさから、業者の質はピンキリです。中には古物商許可を所有していない業者もいます。
見積りでは安く金額を見せて、当日荷台に不用品を載せてから、「やっぱりこの量だと数十万かかります」と後から金額を変更して、請求することもあるようです。業者選びは慎重に行うことをおすすめいたします。
遺品整理業者への依頼が向いている人
以下に当てはまる場合は、遺品整理業者への依頼がおすすめです。
- 遺品を丁寧に仕分けてほしい
- 不用品回収以外の作業も依頼したい
- 遺品の量が多く整理が進まない
- お部屋の状態が悪く困っている
遺品の回収だけでなく、仕分けから清掃まで任せられる遺品整理業者は多くのご遺族にご好評を頂いているサービスです。通常のお部屋だけでなくゴミ屋敷や孤独死など、どのようなケースにも対応できるので心強い味方となるでしょう。
不用品回収業者への依頼が向いている人
以下に当てはまる方は、不用品回収業者への依頼が向いています。
- 料金をなるべく抑えたい
- すでに遺品の仕分けが終わっている
- 仕分けする遺品が少ない
不用品回収はやはり費用を抑えられるのがメリットです。また、すでに遺品整理を終えた・すぐに終わるなど業者に依頼するほどではない方は、不用品回収のみの利用で大丈夫でしょう。
まとめ
遺品整理と不用品回収は、目的や遺品に対する考え方など様々な違いがあります。どちらもメリットがありますが、基本的には遺品整理業者へ依頼するのがおすすめです。
東京・神奈川・埼玉・千葉で遺品整理を検討しているなら、ココロセイリにお任せください。遺品整理士の資格を保有したスタッフが真摯に対応いたします。まずはお見積もりだけでも大丈夫ですので、下記よりお問い合わせをお待ちしております。
豊富な実績を持つ遺品整理の専門店「株式会社ココロセイリ」の代表取締役社長